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May 6, 2011
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非常に歯がゆい・・・

ベガルタ仙台戦、横浜マリノス戦・・・同じように負けている。
同じように負けるということは、もう他チームに対策をたてられてしまっているので、変化がない限り今後も負けが続く可能性が高い。

昨年までのフィンケ監督が春先は抜群の強さを見せていただけに、降格まで不安になってしまう。


ここまでで見えた、ペトロヴィッチ監督のサッカーについて書きたい。


ペトロヴィッチ監督のサッカーの特徴は、
布陣でいうと4-3-3。

3トップの両サイドは非常に高い位置、ラインぎりぎりに広く開いて構える。真ん中の選手とあわせて相手のDFラインに激しく圧力をかけることで、高い位置でボールを奪うと同時にサイドバックの攻撃参加を阻止する。

2列目の3は、1トップ下、2ボランチ。2トップ下、1ボランチの両方のバリエーションがあるが、暢久が1ボランチ、柏木とマルシオが2トップ下をすることが多い。


DFラインの両サイドは昨年のように激しく攻撃参加するというよりは、守備を優先しているようだ。このため、比較的守備は安定している。

このメンバー構成、この布陣は私も賛成だし、おそらく布陣だけでいえば、フィンケ監督の最終形も4-3-3になったのではないかと思う。


ではなぜ、結果(攻撃サッカーなので得点をとること)がでないのか。

いろいろある。

・中盤が制圧できていない。そのため、最大のストロングポイントとみているマルシオと柏木がまったく機能していない。

この原因は、全体が間延びしてしまっていて、分断され、中盤で相手に数的有利を作られてしまっているからだろう。コンパクトな陣形を保ったマリノスに手も足もでなかった。



・決定力の不足。両ウイングのドリブル突破は強力なため、そこから何回か試合の中で決定機を作り出してはいる。ただ、シュートがまったく枠に行っていない(ひどすぎる)。


・クロスの精度が悪すぎる。昨年に比べて、クロスをあげる位置が浅いのも気になるが、その精度が悪い。中村俊輔のキック、梁のピンポイントのクロスで敗れ去ったように、相手の守備をかいくぐって得点をあげるためには、

 「ピンポイントのクロス」か「カウンターによる相手の意表をつくクロス」しかない。

平凡なクロスを何本あげたところで得点はとれない。




ペトロヴィッチの攻撃サッカーは、最大の特徴は「カウンターサッカー」だ。
プレッシャーをかけて高い位置でボールを奪って、カウンターをしかけてこそ、その最大の威力を発揮する。

相手は、その長所をつぶすために、自陣にひいてコンパクトな守備陣形を保ち、スペースをまったく与えない戦略をとってきているのだ。
(スペースのないところにカウンターは効かない)



これに対して、ペトロヴィッチ監督はどのように対策を考えているか。
オフィシャルのインタビューにはこんな言葉があった。



これまでの試合について満足といっている。

「自分たちは前回の横浜F・マリノス戦と同じような内容で戦うということ、そしてその中で、FKの守備の面では、より注意を払って戦っていく、ということを確認しました。これまでの4試合の中の3試合の内容には非常に満足しています。1試合、仙台戦だけは満足がいかない試合内容でした。


そして目指すサッカーについてこんなことを言っている。

「より多くのシュートを打って、たくさんのチャンスを作ることで、ゴールが生まれてくると信じています。」

「自分たちがボールを支配することによって、より長い時間向こうがディフェンスをする、そのぶん自分たちがディフェンスをする回数が少なくなるということを心がけて、自分たちがボールを持って支配していく、簡単に相手にボールを渡さないということも重要だと思います」



ここを読んでいて非常に違和感を感じた。
「より多くのシュートを打って、たくさんのチャンスを作ること」
「ボールポセッションを高めることで相手に攻撃させない」

これは昨年までのフィンケ監督が行ったことであり、実際実現できていたものだ。

未達成だったのは、「ゴール前の迫力・決定力」であり、この部分に取り組みたいと言ってペトロヴィッチ監督は手をあげたのではないか。

今同じ課題に直面しているが、決定力をあげる方策はインタビューを見る限り見えてこないのだ。



現在のチームの選手層を見て、すぐに結果を出す方法はある。
ペトロヴィッチ監督が否定するサッカー、引いて守ってカウンターの戦術に変更する方法だ。

なぜこれを推すかというと、守備はけっこう安定してきているのと、何よりこの戦術にうちの攻撃陣は適しているのである。

筆頭はエジミウソン、そして原、高崎、マルシオ。
彼らは、目の前に広大なスペースのある状況でこそ力を発揮する。



どうしても攻撃サッカーをしたい場合には、全体をコンパクトにして、ワントップには「突破力があり、ポストプレーができ、キープができる」本来のワントップをこなせるFWをトップにおかない限り無理だ。残念ながら、浦和レッズにはそういうFWはいない。
ただ、達也やマゾーラをここに置くと、マルシオや柏木との連携から生きるかもしれない。
(達也が活躍したのは真ん中に置いたときという印象がある)

もうひとつ、選手起用について。

ペトロヴィッチ監督のスタメンの選出や選手交代の意図は、非常にわかりやすい。
ただし、本来は試合の状況や相手の陣形に応じて、選手交代は臨機応変に行わなければいけないと思う。
その部分が少々薄くて、画一的になってしまい、効果があがっていないような印象を受ける。

マリノス戦でいえば、あのコンパクトでボールサイドに人数をかける守備陣形は、去年の浦和レッズのフィンケ監督の守備そのものだ。さんざん他チームにやられたように、サイドチェンジやダイアナゴルラン(あるいはドリブル)で振り回せば、スペースができたはず。そのためには、マルシオと柏木をボランチに下げて、真ん中をエジと高崎にしてしまうと、ますます得点が遠くなってしまうのだ。


明日は国立での柏戦。
非常に好調な相手との対戦が続くのは今のレッズには厳しいが、国立は第二のホームで相性もいいので、いい兆しが見えてくるのを期待したい。





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Last updated  May 7, 2011 01:54:12 AM
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