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今日も生涯の一日なり [全1993件]

「TEI図解塾」始まる−−初回の講義を担当 

マネジメントデザインの秋の講義のレポートが集まった。「私のロールモデル○○○○氏の人生鳥瞰図」と「○○○○氏から学んだこと」が200ほど集まると壮観だ。特に偉人の人生鳥瞰図は面白い。今年の特徴は、講義で私が紹介した偉人以外の人物も対象となっていることだ。ゲバラ、アーチストなどもいる。ほぼ全員がパワーポイントで出してきたのは嬉しい。この講義は、「志」講義である。


また、そろそろ大学院の講義のレポートの「世界を知る力」(寺島実郎著)の図解の提出が始まった。


午後は、12日の午後に予定されている地域ゼミ発表会のリハーサル。わたしのゼミは「東京ヴェルディ」「多摩焼き」「長池公園」の3チームが対象であるので、そのチームの発表を聞いて、多摩大総研の松本先生、中庭先生と一緒に内容やプレゼンテーションについてアドバイスをする。一年間のゼミ活動の集大成になる。


Twitterで、初めてUstreamというサービスを試してみた。最初のソフト設定が済めば、簡単に動画の実況中継ができるので驚いた。Youtubeのように時間制限もないので、講演やイベントの実況なども誰でもできてしまう。どういう使い方があるか考えてみたい。


夜は、「TEI図解塾」の第一回の講義で浜松町へ。個人向けのオープンセミナーはあまりやったことはないが、今回はワンクール6回の連続講座だ。最初の会だけ私が担当して、後はNPO法人知的生産の技術研究会の仲間が講師を担当する。2時間半。
http://www.tei-seminar.com/html/zukaijyuku_lp.html

受講者は、情報サービス、商社系デベロッパー、アパレル、旅行関係、国際交流などの企業や団体の方々で、講義の後、熱心に取り組んでもらった。修了後、受講者と名刺交換をしたが、面白い展開もでてきそうだ。終了後は、この会社の中村伊三雄取締役と知研の講師人の八木さん、中村さんと軽く飲む。


帰りのTwitterで立松和平さんの逝去を知った。



Last updated 2010/02/10 7:27:48 AM
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2010/02/08

最初の一冊」の壁をいかに越えるか−−「知の現場」丸善トークショー

「知の現場」(NPO法人知的生産の技術研究会編・東洋経済新報社刊)の出版プロモーションで、下記のイベントが予定されています。機関誌「知研フォーラム」の原稿が届きましたので、以下に掲載します。
--------------------------------------------------------
丸の内丸善「知の現場」出版記念トークショーのお知らせ

「知の現場」出版を記念して、物書き3人衆の鼎談トークショーに会員をご招待いたします。ぜひともご来場ください。

『「最初の一冊」の壁をいかに越えるか』久恒啓一、樋口裕一、山田真哉の3氏の鼎談

 日時:2010年2月17日(木)PM7:00〜8:30(1時間トーク、30分質疑応答)

会場:東京駅丸の内口右手すぐそば。丸善3F日経セミナールーム。
参加費:無料。参加した会員全員に「知の現場」1冊および3氏のサイン入り色紙、久恒啓一、久米信行、山田真哉3氏のインタビュウ録画CDを贈呈します。ぜひご出席ください。


申し込み:参加希望される方はメールtiken.org@nifty.com ccでemirun@nifty.comへすぐご連絡ください。あるいはFAX042(365)5744にご連絡ください。折り返し招待カードと上記贈呈物(サイン入り色紙は当日会場にて)を宅急便にて送ります。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すでにたくさんの本を書いている3人の先生にとって長い無名時代の勉強や苦労の蓄積の末に最初の一冊を出されたときの冒険と喜びはまさに血のにじむような経験であったに相違ない。しかも、最初の一冊で終わりになる人が圧倒的に多い中、この3先生は次々に売れる本を出し続けてきた。そして代表作ともいえる記念碑的な作品で名を不動にした。これから物書きを目指そうとする方にとって、3先生の語りとアドバイスは必聴です。質疑応答でぜひご質問ください。


3先生の2行プロフィル
久恒啓一氏:知研理事長、多摩大学教授。図解コミュニケーションの提唱者。 代表作「コミュニケーションのための図解の技術」「「図で考える人は仕事ができる」。
樋口裕一氏:多摩大学教授、小論文の神様、クラシック音楽通で有名、代表作「頭がいい人 悪い人の話し方」「ホンモノの文章力」。
山田真哉氏:公認会計士。代表作「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉〈下〉
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アマゾンの書評。そこから少しピックアップ。
http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A/dp/4492043616?&camp=759&creative=4543&linkCode=waf&tag=hisatunenet-22
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寺島実郎の「問題」の捉え方、奥野宣之の、1冊のノートに情報をまとめるやり方、久恒啓一の問題ごとに自分で考えていくこと、自分の現場を掘り進んでいくことが大切ということを、特に参考にしたいと思いました。
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今まで気付いていなかった「自分自身の素晴らしさ」に気付くためにも、一読と言わず、何度も読んで欲しい。
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この本を読んで個人的に好きになったのは子飼弾さん。うまく表現できないのですが、突き抜けた印象があってすがすがしく感じました。
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どの人も個性的だ。そして、どの人も知的生産も決して効率性だけを求めるのではなく、効率性を追求しながら創造性を発揮した人たちだ。効率性と創造性は両立しがたいとは思うが、それが見事に両立しうることをこれらの人の生き方は教えてくれるような気がする。
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個人的には、山田真哉さんの、「ルールは最低限にしておく」というお話が好きでした。
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ブログでの紹介。
http://lunaluna-lunaluna.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-c2f2.html
http://d.hatena.ne.jp/octavarium/20100131/p1
http://d.hatena.ne.jp/hito-kan/20100131/1264909128




Last updated 2010/02/09 5:41:12 AM
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2010/02/07

寒椿 唐人お吉に似たる花 落ちても散らず凜として咲く−−唐人お吉記念館

下田に「唐人お吉記念館」がある。


下田という港は昔から避難港で、近海を航行する漁船やその他の大型船も嵐になるとこの穏やかな湾に逃げ込んでくる。色街もあり、「伊豆の下田に長居はおよし 縞の財布がかるくなる」と歌われた場所である。


お吉(本名・斉藤きち)は、1841年に誕生。14歳で芸者になり「新内明烏のお吉」と表案をとる。16歳、鶴松と将来を誓い合う。17歳、総領事ハリスの侍妾として領事館に入る。年俸120両(600万円に相当)、支度金25両。19歳、ハリスが公使となり江戸の善福寺に入る。日米修好通商条約締結により役目を終える。22歳、京都で芸者。28歳、鶴松と再会し同棲。31歳、下田に帰る。大酒を飲み夫婦仲は悪い。36歳、鶴松と別れ三島で芸者。38歳、下田で髪結業。42歳、料亭「安直楼」を開くが、44歳で廃業。49歳、半身不随。51歳(1891年)、投身自殺。


幕末から明治にかけて世の中が激動したときに、ハリスの侍妾として幕府の役人から恋人と別れさせられ、説得されてハリスのもとに入る。日本側のスパイとしての役目もあった。その後も、権力に利用され、人々の偏見(ラシャメン(洋妾))にさらされ、回国の生け贄として悲劇的な一生を終えた女性の物語は、映画、小説、歌舞伎、テレビ、レコードに何度となく取り上げられている。水谷八重子、佐久間良子、太地喜和子などが、お吉を演じている。お吉の一生を描いた物語は、人々の共感を呼んでいる。


「どうせ正気じゃ世渡りできぬ 剣菱 持て来い 茶わん酒」「さめちゃ浮き世がうろそてならぬ」という言葉もお吉のものだ。



唐人お吉記念館のある宝福寺には、お吉の墓がある。粗末な墓と、後に建立した墓と二つある。新しい墓には椿の花が咲いていた。

椿は落ちても散らない、凜とした花であり、信念を貫いた、ぶれなかったお吉に似合う花だと掃除の夫人に教えてもらった。


この寺は、坂本龍馬と縁がある。幕府の高官・勝海舟(1823−1899年)と土佐の山内容堂1827−1872年がこの寺で会見をしており、そのときに土佐脱藩浪士・坂本龍馬の赦免を取り付けた場所である。容堂は「歳酔三百六十回 鯨海酔候」という色紙を残している。「その坂本とかいう者、それほどに思われてとんだ果報者でござるな」と容堂はいい、翌年2月に正式に赦免されている。ここから龍馬の活躍が始まる。


今日の一首
 寒椿 唐人お吉に似たる花 落ちても散らず凜として咲く




Last updated 2010/02/08 6:00:56 AM
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2010/02/05

開国の黒船浮かぶ伊豆下田サーファー今は波迎え撃つ−−伊豆の旅

金曜日から土曜日にかけて、伊豆の旅をしてきました。


金曜日
* 伊東の木下杢太郎記念館。医学者(東北大・東大医学部教授)。戯曲・小説・随筆・評論・翻訳、俳人、そして絵描きという多才な人物。
 「科学も芸術も其の結果は世界的のものであり、人道的なものである」


* 下田の唐人お吉記念館。米国総領事ハリスの侍妾。悲恋の主人公。1841-1891年。映画や芝居、歌の主題が多い。



土曜日
* 下田の下田開国博物館(豆洲郷土博物館)黒船来航の記念博物館。ペリー、ハリス、ヒュースケン、、、。
* 開国博物館で開催中の吉田松陰没後150年企画展。
  「凡そ生まれて人たらば宜しく禽獣に異なる所以を知るべし」

* 下田のハリス記念館。玉泉寺。1804-1878年。ハリスはニューヨーク市教育局長。後に駐日公使。三井物産創業者・益田孝は13才で米国公使館で英語を学んだ。
* 下田の下岡蓮杖記念館。1823-1914年。日本商業写真の開祖。東の蓮杖、西の彦馬。寝姿山の頂上のお花畑は花が咲いていた。
* 熱海の池田満寿夫記念館。1934-1997年。資料館を見学。隣接は満陽工房。「女は海、男は舟」。エロスの追求。




Last updated 2010/02/06 9:15:08 PM
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2010/02/04

「焦土俳句」と「療養俳句」の石田波郷を息子が書いた物語

「わが父 波郷」(石田修大・白水社)は、駆け出しの新聞記者である息子が、昭和俳壇の巨星・石田波郷の死亡記事を書くというシーンから始まる伝記である。静かなタッチで、生前はなかなか上手に交流の出来なかった父親を見事に描き出している。


目次は、それぞれの章を代表する俳句で構成されている。
* 序章  今生は病む生なりき鳥頭
* 第一章 バスを待ち大路の春をうたがはず
* 第二章 雁やのこるものみな美しき
* 第三章 たばしるや鵙叫喚す胸形変
* 第四章 寒雀汝砂町に煤けしや
* 第五章 ひとつ咲く酒中花はわが恋椿
* 第六章 柿食ふや命あまさず生きよの語
* 終章  雪降れり時間の束の降るごとく


日経新聞記者の新米社会部記者の息子が書いた父親の死亡記事。
「石田波郷氏(俳人、本名哲夫=てつお)二十一日午前八時三十分、心衰弱のため東京都北多摩群清瀬町の国立療養所東京病院で死去、五十六才。自宅は東京都練馬区高野台三ノ一七ノナナ。告別式の日取り未定。喪主は長男修大氏。
水原秋桜子に師事、俳誌「鶴」主宰。四十四年三月、芸術選奨文部大臣賞受賞。」


約7年間の入院生活。その人生を波郷自身の俳句でつづると、こんな具合になる。
* 秋の暮れ業火となりてきびは燃ゆ(在郷)
* バスを待ち大路の春をうたがはず(上京)
* 吹き起こる秋風鶴をあゆましむ(「鶴」創刊・主宰)
* 雁やのこるものみな美しき(出征)
* 雷落ちて火柱みせよ胸の上(発病)
* はこべらや焦土のいろの雀ども(焦土砂町)
* たばしるや鵙叫喚す胸形変(成形手術)
* 泉への道後れゆく安けさよ(病後)
* ひとつ咲く酒中花はわが恋椿(終の栖練馬)
* 水仙花いくたび入院することよ(再入院)
* 今生は病む生なりき鳥頭(絶唱)


確かに波郷の句はいい。本の中で印象に残ったものを記す。
* あえかなる薔薇選りおれば春の雷
* 春月やあはれ新宿三丁目
* 買い戻すすべなき書や虫の宿
* 秋晴れや御直諭誦す貨車の中
* よろめくや白衣に浴ぶる冬日ざし
* 雑誌なし俳句会なし閑古鳥
* 栗食むや若く哀しき背を曲げて
* 屋根裏に寒の朝日の黄金なす
* はこべらや焦土のいろの雀ども
* 細雪妻に言葉を待たれをり
* 鵙なくやなほ生くべくは十五年
* 春夕べ襖に手をかけ母来給ふ
* 蝉かなしベッドにすがる子を見れば
* 師よりの金妻よりの金冬日満つ
o 冬暁のわが細声の妻起こせず
* 我が病臥足袋脱ぐ妻の後ろむき
* 寒むや吾がかなしき妻を子にかへす
* 夕虹や三年生け得ば神の寵
* ひとり寒し砂町銀座過ぎるとて
* 木洩れ日にきらめく獅子や秋祭
* 妻のみに憤りをり返り梅雨
* 柿食ふや電柱の辺の富士あはれ
* 夕焼けて砂町に棲むほかはなし
* 行く春や吾がくれないの結核菌
* 人間派変じて樹木派毛虫焼く
* 虚子逝けり老茱萸をわが植えし日に
* 壺焼きやいの一番の隅の客
* わが願ひ大方満ちて落葉焚く
* 生涯の休暇のごとく一夏病む
* スチームにともによる人母に似し
* 千両や長子の酒のわれににし
* 柿食ふた命あまさず生きよの語
* 合歓咲けば妻も病みけり病家族
* 橙やや病みれ果たせぬ旅一つ
* 椿の実退院妻に後れけり
* 病院が栖となりぬ年の暮

節目の年齢で詠んだ句も面白い。
初蝶やわが三十の袖袂
鶏頭の澎湃として四十過ぐ
平凡に五十頭上の初雀
利休梅五十はつねの齢ならず

「焦土俳句」と「療養俳句」と言われた、石田波郷の俳句は、心に響く。
「それにしても波郷の人生は「秋桜子に師事、鶴主宰、芸術選奨受賞」の三行に尽きると思う。」。これが息子の父親観である。





Last updated 2010/02/05 8:20:19 AM
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2010/02/03

初めての短歌−−−今月の自選10作品

新年の計画で始めたものの一つは、「日本文化の原点である和歌の世界に入る」ため、「短歌をつくる」ことだった。


一ヶ月のトライアルの中での変化は何か。心が動くときには言葉を探している自分がいる、外を歩いているときには心の中にシャッターを構えている自分がいる。自分の心と外界の自然を観察しようとする「眼」ができつつあるような気がしている。


短歌は「生活詠」である、という考え方で、「一日一首」を目標に、取り組んでみよう。


1月に何とか形ができた短歌十首を掲げる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
裸木の梢(うれ)に光の花が咲く 初日の出のスポットライト


初春の 冷気引き裂く 銀輪の 若者の足 鋼の如く


犬友となりし夫婦の名も知らず  今朝笑顔で挨拶交わす



偶然に電車でまみえし先輩と 暗号のごとき会話を交わす

鬼気迫る静謐かもす受験生の 鼓動の聴こゆ 英語リスニング


手紙にて 添削終えし歌届く 歌人の母は きびしくもあり


応援の 試験監督 自らは 解けそうもない 問題くばる


居酒屋は 不景気なれど フル操業 ビールもカネも 口角も泡


娘電話 息子はメール 母手紙 妻との会話は愛犬交え


写真屋の 撮影終えし 一瞬の ゆるみを襲う デジタルカメラ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
私としては、最後の歌が気に入っているが、どうだろう。



NHKに「フォト五七五」という番組がある。写真と俳句を組み合わせて一つの作品にするという新感覚アートである。「フォト短歌」という考え方で、短歌と写真を組み合わせて、作品を作ってみるのも面白そうだ。



Last updated 2010/02/04 5:56:54 AM
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2010/02/02

自治体議会政策学会で県議会・市長村議会の議員に「行政改革」の講演

東京に出てきてから初めての雪景色の中、早めに家を出る。

まずは、両国の国際ファッションセンターに向かう。10時からの自治体議会政策学会が主催する第12期自治体政策特別講座での講演のためである。対象は地方自治体の議員、つまり県議会議員、市町村議会議員だ。「自治体財政 予算・決算のポイント−−地域自立への議会審議」というテーマで二日間にわたって開かれている講座である。会長の竹下譲先生(拓殖大学地方政治センター長)と親しくお話をすると、この学会は松下圭一先生等が10年前に立ち上げたもので、多くの真面目な議員達の勉強の場となっているとのことだ。私の2時間の講演のテーマは、「説得から納得の政策形成−−図解コミュニケーションで行政改革」。

180人ほどの議員達が極めて熱心に聴いてくれた。終了後の質問も多数あり、エネルギーに溢れており一般的な講演とは人種が違うという感じを持った。こういう方々が地方行政に真面目に取り組んでいただいているのかと頼もしく思った。北は北海道から南は沖縄まで、自民党、民主党、共産党、社民党、公明党などの超党派の議員の集まりだから、活気がある。会津の議員からは、息子が多摩大という情報をもらった。宮城県議会、仙台市議会、女川市議会、そして私の故郷の大分県議会からもみえていた。114自治体。ブログやTwitterなどインターネット選挙についての話題も入れたが、Twitterに挑戦している議員は少なかった。Twitterを知っている人は5%、やっている人は2%程度か。

鶴ヶ島市、魚津市、寝屋川市、宝塚市、福島県、平塚市、広島市、和歌山市、姫路市、鈴鹿市、常滑市、豊橋市などの議員と終了後、名刺交換。

「先生の大学で講義を受けたくなりました」「本屋を開業しています。先生の本を力を入れて販売します」「市政の課題に図解で取り組みます」「図解はOSだ!コミュニケーションとは何かが明確になった」「目からウロコ」「議会報告や個人広報に使いたい」「議員対象の研修も」「本を読みます」「予算の図解を。国の予算の学習会の図解が増えたのは先生の成果でしたのネ」、、、。

浜松市の田口議員http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/22-3e68.html

千葉市の鈴木議員http://cb1.seesaa.net/article/140065917.html

昼食を竹下先生と食べたり、次の講師の東洋大の稲生信男先生と話をする。

13時半。江東区砂町文化センターの中にある「石田波郷記念館」を訪問する。途中突然賑わう通りに出た。有名な「砂町銀座」だった。石田波郷(1913−1969年)は、昭和の俳聖と呼ばれる俳人。この地に12年間住んだ。江東区は昭和20年3月9日から10日にかけて空襲で町が焼失し、波郷はそのことをよく詠んだため「波郷の焦土俳句」とも言われている。松山に生まれた波郷は、中学4年の時に友人・中富正三(後の大友柳太朗)のすすめで句作を始める。水原秋桜子率いる「馬酔木」に参加し、24才で俳誌「鶴」を主宰、31才から入隊し中国にゆく。33才から江東の地に住む。39才、出版社「竹頭社」を起こす。41才、「定本石田波郷全句集」。翌年読売文学賞。46才、朝日新聞俳諧選者。55才、句集「酒中花」。翌年芸術選奨文部大臣賞。56才死去。

石田波郷は「江東歳時記」で、江東、墨田、江戸川、足立を読売新聞の150回にわたって書いている。波郷の病気療養を詠んだ句は「療養俳句の金字塔」とも言われた。

 はこべやら 焦土のいろの すずめども

 雁や のこるものはみな 美しき

 浅間山 空の左手に 眠りけり

「風切宣言」では、1.俳句の韻文精神の徹底 2.豊穣なる自然と剛直なる生活表現 3.時局社会が俳句に要求するものを高々と掲出すること、と俳句をつくる意味を語っている。

「俳句の魅力は、一口にいふと、複雑な対象を極度に単純化して、叙述を接してひと息に表現することにあると思ふ」

次に、15時半に神谷町の吉田包竹記念会館を訪問する。吉田包竹(1890−1940年)は有名な書家。旧宅に顕彰碑があり、そのそばに会館が建っている。「吉田包竹」(田宮文平)と「書道読本」(吉田包竹)を購入する。

17時には、湯島で知研の八木会長と近藤さんとコーヒーを飲みながら、来週から始める研修の打ち合わせ。

18時からは、湯島の日本料理屋で新聞社の方と食事会。素敵な店で凝った料理と会話を堪能する。

23時近くに自宅に着くと、都内に看護師として勤める娘が来ていた。同居している息子と家内も交えて、私たち夫婦の結婚式のアルバムを見ていたが、それに私も加わって楽しく会話が弾む。




Last updated 2010/02/05 8:22:22 AM
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