191234 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

翡翠の部屋

翡翠の部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

翡翠4649

翡翠4649

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

飛鷹@ 有人だ~いすき? 有人は14歳 彼女はいません (たぶん・…
あや@ Re:夢小説 イナズマイレブン鬼道夢1(12/12) 有人やきもちやいてる(笑 しかも!!! …
吹雪アツヤ@ 鬼道だいすき★ 鬼道さんって・・・何歳ですか、彼女いる…
☆アフロディ☆@ イエイ♪ おおっシャーーーあ!! アフロディだァ…
☆アフロディ☆@ 面白いですね 面白ォーーーい デモゼウス出るのにア…
2009/08/26
XML
※悲恋にならずに、原作をねじ曲げるので御注意下さい。
OKな方のみ、レッツスクロール!

   ↓
   ↓











此処はアラバスタ王国レインベースのカジノ。
其処に1人の美少女がやって来た。
「支配人!」
「あら、副支配人。
どうしたのかしら?」
「彼方でスロットをやっている女性が支配人をお呼びです」
「彼方の…?」
支配人であるミス・オールサンデーはその女性に近づいた。
「あ、ミス・オールサンデー。
久し振りだね」
しゅたっ
「あら、ラルドちゃん」
「クロコダイルオーナーは居ないのかい?」
「いらっしゃるわ。
用事でもあるの?」
「うん。
久し振りに此処に寄ったからね、会おうかなと思ってさ」
「いらっしゃい。
オーナーなら地下の部屋にいらっしゃるわ」
地下の社長室。
コンコン
「んあ、誰だ?」
「ミス・オールサンデーです。
お客様よ、Mr.0」
「…入れ、ミス・オールサンデー」
「はい」
カチャ パタン
「クロコダイル!」
ダダダダダ
女性…いや、少女はクロコダイルに抱きついた。
「久し振りっ、視察序でに会いたくなってさ♪」
「…ラルド、久し振りだな。
どうやって…あァ、上層部の命令か?」
「あたしが事実上の政府のトップだぜ。
皆あたしが上官だって知ってるから、媚びてくる将校達が居るから煩くて。
後、縁談を持ってきてあたしとの繋がりを強めて、威張りたいだけの男もいるからな……」
クロコダイルside。
俺は、彼女が生まれた時から知っている。
唯一、゛友人゛となってくれたあの女の娘だからだ。
ラルドはドフラミンゴや鷹の目、ジンベエ、ハンコックやモリア、くまと仲良しであり、゛家族゛の様なものだ。
<クロコダイル、ミホーク、娘を頼んだわ。
いつか娘は私に会いに来るでしょうから……。
貴方達の友人としてのお願いよ>
side終了。
「クロコダイル?」
「Mr.0?」
ハッ
「……あァ、すまねェな。
少し……昔の思い出に耽っちまった」
「それじゃあ、私は見回りをしてくるわ。
当分帰らないつもりよ。
ごゆっくり、ラルド」
「うん、ロビン。
後で例の資料をあげる」
「えェ、期待してるわ」
カチャ パタン コツコツコツ…
ロビンは歩き去った。
「ラルド」
「何?」
「お前は……いつ迄゛此方側゛に居るんだ?」
「政府?
そうだな…タイミング次第だよ。
あたしと弟が゛海賊゛として名を上げたら、゛あたし゛を行方不明にするつもりさ。
゛何か゛を犠牲にして迄も叶えたい、あたしの゛夢゛がある」
「そうか……。
ラルド、お前は何歳になったんだ?」
「明日で16歳。
後1年もしたら、秘密手段で゛海賊゛になる。
弟と一緒にね」
パチパチ‥
「早めに言えよ。
祝えなくなっちまうじゃねェか」
「だから今日は朝早くから来てるんでしょ?
貴方の為にもあたしの為にも………」
切なそうな顔をしたラルドは、彼女には珍しく泣いていた。
「オイオイ…泣くなよ、ラルド」
「…か…様」
ポロッ…
「あ?」
「…母様…会いたいよ」
ひっく ぐず…
クロコダイルはラルドの頭を何も言わずに、ただ静かに撫でた。
これは彼なりの優しさなのだろう。
「泣くな…。
俺が傍にいてやるから」
ドキドキしながら顔を赤らめるクロコダイル。
「…クロ…有難う」
「…いや、お前の為だ。
何もないが、遊びに行くか、ラルド?」
「ううん、此処に居たい。
上は煩いからね」
「あァ」
一方、その頃、スパイダーズ・カフェ。
カララン
「…あら、いらっしゃい、ミス・オールサンデー」
「こんにちは、ミス・ダブルフィンガー」
「貴女が此処に来るなんて珍しいのね」
「ボスは恋人と過ごしているわ。
私の妹分なのだけれど」
「……ボスに恋人!!?」
「それも16歳の女の子よ、ミス・ダブルフィンガー。
あ、お茶頂戴な」
「あ、えェ」
カチャカチャ
「はい、ミス・オールサンデー」
「ボスが付き合ってる娘はね、私が昔、お世話になった人の娘なの」
「…ミス・オールサンデーの?」
「えェ。
私の生命の恩人の娘よ」
一方、2人は…。
ラルドは泣きやみ、クロコダイルが持ってきた氷で瞼を冷やしている。
「腫れてんじゃねェかよ」
「仕方がないでしょ。
あたしでもホームシックにかかる事だってあるんだし」
「…まァ、気が済む迄此処にいると良い」
「有難う、クロコダイル」
「仕事は?」
「半年分終わらせた」
「クハッ、ラルドは相変わらず天才だな」
ワシャワシャとラルドの蒼い長い髪を撫でたクロコダイル。
「…気が変わったや。
クロってさ、歌が歌える酒場知ってる?」
「…歌が歌える酒場?」
クロコダイルは考え始めた。
「それなら路上ライブ…いや酒場だけならまだ沢山あるな……」
ブツブツと呟くクロコダイル。
「該当したぜ。
今すぐ行くか?」
「うん♪
歌いたいから早く行こうよ、クロ」
-アラバスタ王国、レインベースのとある酒場。
チリリン
「…邪魔するぜ」
「クロコダイル様!」
続いて入ってきた美少女に人々は惹かれた。
「…確か此処はステージがあったな?」
「はい」
「ラルドを歌わせてやれ。
歌いたいらしい」
「クロコダイル様のお気に入りの歌姫でしたら、喜んでステージをお貸しします」
「…だとよ。
思いっきり歌え、ラルド」
「有難う、クロ」
ラルドはステージに上がり、挨拶をする。
「皆様、今宵は飛び入りの歌姫が来場しました」
「只今紹介に与りました、ラルドで御座います。
今宵はクロコダイル氏により、連れて来られました。
晩と言うよりは、夕方で御座いますが、今宵は私の歌を聴いてお帰り下さい」
ペコリ
「歌の名は…゛想い゛」
♪あの日 共に見た空
あの日は 星が輝いてた
どんな星も 光となって
私達に ふりそそぐ
貴方と見た あの空は
綺麗で 美しかった
あの日の あの空は
星が 沢山輝いた
天の川が見えた あの日
もう 貴方と共に
見る事は 叶わないの…?
I love you
My steady…
だけど 私は
貴方へ 想いを届けたい…
゛愛゛を知らない 貴方に
私の゛想い゛と゛言葉゛が 届きます様に
どんな貴方でも 私は 好きだから
I love you
My steady…
共に 笑いあえた事が
今となっては とても 懐かしい
貴方を 信じたいから…
あの日 あの時に
もしも戻れるなら
あの日の あの星空の下に 戻りたい
星や 天の川が輝いていたあの夜に
I love you
My steady…
私だけは 貴方を
゛愛してる゛
歌い終えたラルドはお辞儀をした。
「…………」
クロコダイルは黙った。
だが、彼は拍手をした。
「この歌はいつ?」
客が質問した。
「大分前に作詞作曲したものですから♪
ある人を想って作りました」
「良い歌ですね…」
「今宵は私の歌にお付き合い下さり、誠に有難う御座います。
また、機会が御座いましたら、お聞き下さい」
ペコリとお辞儀し、ステージから降りたラルド。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009/08/26 06:08:56 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ワンピ夢小説 クロコダイル夢 完] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.