Royal Blue by Hitoshi Shimono

本日は久しぶりに京橋にあるフレンチレストラン「シェ・イノ」にて素晴らしいお食事を頂きました。
早速、本日セレクトしたワインをご紹介します。

銘柄：Ch.Cheval Blanc／シャトー・シュヴァル・ブラン
地域：フランス・ボルドー地方・サンテミリオン地区
年代：1996年
格付：第一特別級A
種類：赤
備考：サンテミリオン地区はコート区域(丘に位置)とグラーヴ区域(砂利の多い土壌)に分かれるが、シュバルブランはグラーヴ区域にあるシャトー。２対１の割合でカベルネ・フラン種とメルロー種が配合されている。シャトー名のシュヴァル(馬)・ブラン(白)は アンリ5世がこのシャトーの近くで白馬を乗り換えたことに由来しています。
感想：色はやや茶褐色で濃いボルドーレッド。香りが非常に華やかでエレガント。グラスの底、ネックの辺りにフローラル系のフレグランスを思わせる香りが存在する。口当たりはしっかりとしていて、酸味が強く、このワインの力強さを主張してくる。口開けは全体的に荒々しい印象。香り同様味わいも力強い男性的なイメージ。シュバルブラン＝白馬、まさに力強い白馬の騎士をイメージさせます。お薦めのマリアージュはトリュフ。トリュフの独特な香りとシュバルブランの力強さが合います。そしてフォアグラ。フォアグラの脂肪感をシュバルブランの上品な酸味が打ち消してくれます。そして仔羊。マリアカラスがこよなく愛した仔羊料理はシュバルブランと非常に良く合います。
そして今夜は前菜とメインの間にオニオングラタンスープをオーダーしたのですが、これが絶品！！今まで頂いたオニオングラタンスープの中で間違いなくNo.1です。シェ・イノのオニグラ、是非一度食べに行って下さい。