カテゴリ:旅
平成27年10月18日日曜日 午前5時起床。昨晩、遅い晩ご飯の折、Mさんご夫婦に、長男夫妻も一緒してくれました。話が弾みました。打刃物の技術を子や孫へ伝えようとする気持ちが伝わってきました。過去の苦労話、危機やピンチを僥倖で乗り切ったこと、今後の戦略、時間の経つのを忘れて聞き入りました。 朝、目の覚めて午前7時、散歩に出かけました。Mさんが案内してくれました。すぐ近くに八代神社(妙見宮)がありました。其所を一回り。この神社、来年のユネスコ無形文化遺産登録がほぼ確実とのこと。何ともユーモラスな顔をした亀蛇(「きだ」と読みます)の練り歩く神幸行列は有名だそうです。全く知りませんでした。写真は改装なった社の棟です。熊本のお殿様は細川家です。垂木に九曜紋がありました。Mさんに説明を聴いていたら、神主さんが通りかかりました。これからカシコミカシコミなのだそうでした。足を止めて、あれこれを話してくれました。曰く、前任者の後を継いでかれこれ20年、毎年積み立てをしてやっとさ改装費に目処が立った、見積もりの額を見て何とかなりそうだった、着工して費用が嵩んだ、2億円近くになりそう、一部を寄付に頼った、今は何とかなりそうだ、目途がついた、救う神とはこのことだよ・・・。 ![]() 家に戻って朝ご飯を馳走になりました。おっ、流石球磨川の流れるまちです。何と申しましょうかの甘露煮です。腹ボテとはこのことです。卵でパンパンでした。しかも辛子蓮根とは豪勢です。 ![]() 午前10時前、別れをし、八代を後にしました。写真は宮原SAで撮った畜産運送のトラックです。ホルスタインを載せていました。近寄ったら全部の牛が私の方を向きました。何とかしてよ、と訴えるような目でした。運命を予感しているんだろうか。 ![]() 松橋ICで高速を降り、R218を東に向かいました。九州山地を越えます。美里町、山都町を抜けると宮崎県です。道中、刈った稲を干していました。農村の原風景です。 ![]() 有名な通潤橋はスルー。五ヶ瀬町のワイナリーで試飲を選択。といっても私はハンドルキーパー。妻だけが一杯気色になりました。写真はそこからの展望です。眼下に阿蘇外輪山の裾野が広がりました。私たちの背中、遥か向こうに阿蘇・根子岳が見えます。写ってはいませんが、更に右方向に久住連山もはっきり見えました。空の青がいい感じでした。この絶景、妻に見せたかったのでした。 ![]() (写真の容量が一杯になりました。つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年10月19日 23時20分57秒
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