カテゴリ:オーディオ
平成28年12月5日(月) 午前5時起床。晴れ時々曇り。 珍しく早朝会議のない月曜日でした。その代わり、終日缶詰ミーティング。午後遅くまで続きました。明日から4日間、弊社の一番大きな会議室にこれまた缶詰です。出番はなさそうですが、緊張を強いられます。 前後します。朝、出勤途中にオーディオの師匠宅を訪ねました。彼は印刷会社を経営しています。毎年、父が賀状印刷をお願いします。その文案を渡すためでした。ついでにトーレンスのターンテーブルに刺さる芯の修繕をお願いしました。盤と芯棒に少しのずれが生じていたのでした。どうやって修正をするのか判りませんが、そこはプロの技。持って来いと言ってくれたのでお言葉に甘えました。写真右下の部品です。 ![]() 裏側はこうなっています。 ![]() 陽の落ちて師匠からTEL。賀状の仮刷りと修繕が出来た旨でした。受取に伺いました。家に帰り、仮刷りは父に渡し、早速部品をプレーヤーに。ピタリでした。師匠、有り難うございました。 今日は飲むまいと決めていましたがこれでまたレコードを聴くことができると思うと、お祝いをしなければいけません。ニシューラーゼのKさんがこさえたアオリイカの精巣卵巣塩辛を当てにiichikoを流しました。美味い!絶品とはこれのためにあるような言葉です。 ![]() 辛いものばかりでは体を壊します。里芋の煮っ転がしがでてきました。これ、土曜日に掘ったものです。火の通ってしかも程よい堅さの残る一品。美味しかったです。こういう料理が得意の妻です。 ![]() ああそうだった。思い出した。今日の昼に弊社アマチュア無線倶楽部の紅一点K女史に声をかけられました。曰く「大岡昇平の野火、学生の頃に読んだことがあるの、先日某雑誌に読むべき本ということで取り上げられていたのよ、それでね、も一度という気持ちになったの、次長、持っていません?」。同じ階の別室に働く文学愛好家です。しかも眉目秀麗とあっては二つ返事。拙宅には新潮現代文学全集、筑摩書房日本文学全集もありますが、ちょっと自慢したくなって小学館昭和文学全集の中の一冊を引っぱり出しました。ありました、野火。戦地にあって餓え、人肉を食す人間の業がテーマです。私も若い時分に文庫本でこれを読みました。 ![]() それにしてもこの全集、装丁がよいです。天金張りです。重く、字も小さいんですが、こういう本も悪くないと思ってくれたらいいなと考えて、これを貸すことにしました。 ![]() 今日の一句 天金を白魚指の捲る夜 今日の写真は拙宅ストーブの煙突です。このところ、毎日煙を吐いています。あばら家にすきま風ですが、これのあるおかげで朝晩の冷え込みを感じません。
![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オーディオ] カテゴリの最新記事
|
|