カテゴリ:山
平成29年7月17日(月) 午前4時起床。今日も晴れ。盛夏という言葉がありますが、その通りの日々が続いています。 このところ、新聞の届く時刻が下がりました。その分、本が進みます。 鯵の干物を焼いて朝ご飯。さてと、親方が待っている。そろそろ準備をしようか。着替えて地下足袋を履きました。チェーンソーを軽トラの荷台に積みました。あなたも好きねー、という妻の言葉に見送られて出発。写真は須留木地区の前を走る国道388号です。右に見える水田の稲、画像ではわかりませんが頭を垂れ始めました。あと二十日ばかり経つと稲刈りです。 おっ、下堅田・江国寺前の堅田川にミズクラゲと鯔の群れ。ここまで潮が来るんです。写真に撮りましたが、どうもはっきりしません。もう数百メートル行くと、今度は鯉が泳いでいました。こちらは何とか見分けのつく様です。 波越集落に入りました。奥の院、製茶工場のあったところを過ぎると、ぐっと緑が増します。 切り出しに到着。親方がポツン、切株に腰掛けて私を待っていました。今日は、彼の後に立った杉を倒します。ちなみに、これらの立木は、彼が若い時分に植えたものとのこと。北向きの斜面だけに、目が詰まっていい材になりそう。 ん?親方が丸太の直径を測定するノギスのようなものを仕入れていました。いろいろな道具があるものです。チェーンソーにオイルを入れていたら、ウグイスの鳴き声が聞こえました。山は静かです。 取りかかりました。足下は勾配がありました。難儀しながらの倒木作業。 汗びっしょりになりました。 作業は2時間近く。山の作業は2ヶ月ぶりかな。体が鈍っていたのか、それとも山の暑さに体が閉口したのか、ヘロヘロになりました。夏山には犬も入らぬ、という言葉があります。それをおしての入山です。しかし、こうして親方の加勢をすることで、樫の薪を貰うことが出来るのです。持ちつもたれつです。しかも、汗をかいて健康的。一石二鳥とはこのことです。写真は、子鹿の髑髏(しゃれこうべ)です。帰り際、山を下りようとして足下に見つけました。短い角が痛々しい。 正午前に帰宅。シャワーを浴びました。作業中、休んでいてチクリ。山蛭に刺された首筋は大丈夫でした。プシュッ。つい手が伸びて昼ビーとなりました。1缶では足りず、サッポロのロング缶に手を出しました。コックリコックリ。 板間にひっくり返りました。風が通り、気持ちよかったです。午睡。目の覚めてからは、本を読みながら音楽を聴くともなしに。アルゲリッチがよかったです。 おいトラ、おまえ、何をしているんだ。縁側に干した私の煎餅布団にゴロリの図。流れるBachにうっとりなのか、それともネムネムなのか。 午後4時、陽が傾いて、さあ走るか。着替えたら 「あなた、土用干しが今日で終わりなの。干してあるのを居間に持ち込んで頂戴」 そうしました。うん、確かに。吹いた塩がいよいよです。 暑い中をいつもの林道コース。家の近くに戻った時、今日もJのKやんとすれ違いました。飼い犬のチビを連れていました。夕刻のぶらり散歩が絵になります。彼曰く 「Hちゃん(私のこと)よい、毎日精が出るのぅ。ビールが美味かろうがよい、わしゃーおまい、もうアルコールぁ飲まんごつしたんよ、ほいての、こん前ぃ医者ぃ掛かったら、あん奴がおまい、タバコを止めるお手伝いもしましょうか、っち言うんよ、しゃらくしぇーぅっち、言おうと思うたんじゃけんど、よう言わんかったわい、のうチビよい」 家に戻ったら、妻が梅を一つずつ梅酢紫蘇の汁に潜らせては瓶に詰めていました。2瓶できました。 シャワーを浴びて冷蔵庫を覗きました。あーあ、ビールがそこをつきました。仕方がないので三楽に梅ジュースを混ぜ、炭酸で割ってごまかしました。 「あなた、花火、きこえてよ」 おっ、嘉風は勝ったのか。これで白星先行だ。セ・リーグの首位攻防戦を途中から観戦。後一本が出ず、カープ惜敗。メッセンジャーはいい投手です。 今日の一句 夏山に杣夫も辟易チェーン止め 今日のラン 6km 今日の酒 アサヒスーパードライレギュラー1缶 サッポロ黒ラベルロング1缶 三楽正味1合 今日の写真は拙宅裏庭の無花果です。随分と実が大きくなりました。美容の素、妻の好物です。
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