カテゴリ:人の話
平成30年3月9日(金) 午前4時半起床。晴れ。寒かったです。午後、北風が強まりました。開花に向けて一気にだった桜が足踏みを余儀なくされそうな、冷や水を浴びせられたような寒気でした。 弊社の各フロアは早々と退社。それぞれのセクションで送別会を企画しているよう。今日がたけなわのようでした。出席予定はありませんが、自分のスイッチも入りそう。盛り場の誘惑に負けそう。それを押さえ込んで真っ直ぐ帰宅。とるものもとりあえずイノホルを当てに銀盤を流しました。1週間働いた褒美に生酒が最高。 おっ、ホウレンソウのお浸しです。お代わりしたかった。 次は酢の物。柚子の香りがよろしい。ポテサラもこさえてありました。健康的な当てで週末突入です。 「今日は花金だろう?俺様に鯵はないのか?」 代わりに鰹節をあげました。 コーラスへ行くという妻を見送ったあと、シャワーを浴びました。冷えてきたのでストーブの火を大きくしました。アイラモルトを嘗めながらトラとバッハを。夜の更けるに任せ、飼い猫を抱いて炎を見る、至福です。 さて突然ですが、今日聞いたことを。 デスクワークの合間、たまたま水道管の話を聞きました。 隣の課にはチーフ、サブチーフとは別に軍曹チーフのK氏がいます。現場を熟知、弊社の抱えるプラントのエキスパートです。網の目のように張り巡らされている配管図が全て頭の中に入っています。今の時代です。それらに耐震性が求められています。塩ビ管からポリエチレン管に替えていくのも仕事の一つです。そう言いながら、これを見せてくれました。 何だか判りますか?これ、パイプの継ぎ手です。半分に切って内側を見ることができるようにしてありました。ポイントは接合の断面部分に金属の線が入っていることです。 面倒な説明になります。先の写真に写っていますが、差し込まれる方に金属の穴があります。一つはキャップを被っていますが、同じ形です。その一つから金属の線が内側に伸び、パイプの内壁に沿ってグルグル廻り、もう一つの穴に戻っています。繋がっているのです。 さて、その部分に継ごうとするパイプを差し込みます。結果、継がれるパイプの内壁と、と継ごうとするパイプの外壁が面金属の線を挟む形になります。そこで穴の双方に電極を差し込んで通電。小学校の理科に出てくるニクロム線のあれです。電流を流すと金属が熱を持ちます。パイプ同士、接する面が融けていきます。蝋燭を継ぐ時にするのと同じです。ポリエチレンの双方が溶け、混ざり合ったところで通電を止めて冷やします。冷えたら継ぎ目の隙間は消えます。水漏れはありません。材質が材質です。ポリエチレンは衝撃や曲がりに強い。以上、電気融着の話、継ぎ目の耐震化でした。 もう一つ、つらつらのついでということで。 日本橋丸善で第9回世界の万年筆展が開かれているそうです。展示即売もあるとのこと。覗いてみたいです。私、筆記具を好きなんです。販売もあるようです。100ラー~200ラーのものが主体。万年筆はある意味、嗜好品です。いいものは高い。おいそれと買うことはできませんが、手に取ってみたいです。名前だけ知るメーカーのものも数多展示です。そそられます。会期は1週間程度。関連したイベントもあるそうです。たとえば筆圧測定。パイロットコーポレーションが万年筆の筆圧測定をしてくれるとのこと。でもこれは7日に終了したようです。測ってみたかった。私、どちらかというとそれの強い方です。 余談です。筆圧の話が出たので関連を。人相に人相診断があるように、筆圧にも性格診断というのがあるそうです。それによると、筆圧の強い人は自己主張が強く肉食系。融通の利かないところがあるそうです。反対に筆圧の弱いひとは協調性があり自己主張はひかえめだそうです。筆圧だけではなく、文字の大きさにも性格が表れるそうです。葉書小さな文字をびっしりの人と、大きな文字で書き殴る人。几帳面と大雑把です。但し、字の上手い下手とは関係がないようです。 今日の一句 一束の水菜を洗う妻の指 今日のラン なし 今日の酒 冷酒3合 アイラモルト2フィンガー サッポロ黒ラベル1缶 今日の写真は届いた血液検査結果です。献血のサービス。口の悪い奴らは陰でこう言っています。杣夫はすれっからしだ、進んで献血、殊勝な心がけのあろう筈がない、そのサービスを受けるためだ。敢えて否定しません。
オマケです。妻の作った黒砂糖のパンケーキ。コーラス練習の差し入れに持って行った残りです。明日の朝ご飯になるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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