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へそ曲り設計士の建築学入門

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たかさん360062

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2006.09.20
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鴨居(かもい)とはなんぞや?
かもいは和室の中にあります。障子やふすまがはめ込んである、2本のミゾがついている木のことです。(この説明の方がわかりにくいかも・・しょんぼり)写真をご覧あれ。指差し部分です。
逆に下にある同じく2本のミゾがあるものを敷居(しきい)と呼びます。
かもいやしきいは、よく耳にしていると思いますよ。
例えばかもいの場合
       「身長が高いので頭がかもいにぶつかりそうだ・・・」
    しきいの場合
       「この家のしきいは2度とまたがせないぞ怒ってる」とか
       「あのお店は高級だから何となくしきいが高いよね・・・」などなど。。。
       鴨居.jpg
そこで私なりの警告、警鐘ですが、住宅の各部分の名称、ちょっとした基礎知識を知らずに家を購入される方(特に若い人)がかなりおられる。。
「家」1件建てるのにどれ位の部品が使われているかご存知でしょうか?約1万種類の部品、材料が使われている。。。と言われております。(ちなみに1番多くの部品が使用されているものはジャンボジェット機だそうです)
素人の方が1万種類の部品全てを覚えるのは不可能。不可能だから私たちのような「プロ」がいる訳なのですが、せめて5や10個位は知っておかないと欠陥住宅を高いお金で買うことになるような気が・・・
私は15年ほど前に建築の道に入った訳ですが、打合せにお宅を訪問すると必ず、私よりも数倍も「家」のことを知っているおじいちゃんがいました。プロかな?と思うほど良く知っている。かもい?しきい?なげし?書院?らんま?などなど。。。
昔は、近所付き合いが頻繁だったので、よく隣の家へ遊びに行ったりした。その際にその家にはどんな大工さんが入っていて、どの程度の仕事がしてあるのかを見たそうです。だからあんまり安っぽい材料を使ったり下手な仕事は出来なかった(見栄)。それが今では近所付き合いもなくなってきて、他人の家の玄関までは入るが内部までは入らない。入らないので他人がどんな家を建てているのか分からない、そして知識がない。イコール安っぽい家を高く購入してしまう。しょんぼり
安いものを買い物して失敗したと嘆くのはまだかわいいものです。例えば友達にあそこのラーメン屋が美味しいよ。。と言われて実際に食べてみるとあまり美味しくなかった。よくある事かもしれません。しかし例え失敗してもラーメン1杯高くても1000円。しかし住宅の場合は安くても1000万円。金額が違いすぎます。
難しいことは分からないので、建築士さんに全てお任せします!!
大変有難い話なのですが・・・・建築をやっている者としては寂しい時代になったようです。
     今日は「へそ曲がり」なことを書いてしまいました!!ぽっ





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Last updated  2006.09.20 18:02:59
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