「運がよくなる」おはなし
ラルフ・パーレット著 サンマーク出版『のりこえた困難の数だけ、幸運に恵まれる。講演回数2500回、全米でおよそ100万人の聴衆が魅了された、あの「苦境大学(The University OfHard Knocks)」を日本で初紹介!』(以上本の帯より)いま、「本の力」(NPO法人読書普及協会後援で私が主催でやらせていただいている、本の紹介を中心とした講演会です)でしゃべる本の最終セレクトをしていますあらためてこの本読み直したら、言葉がビンビン頭に入ってくる本だった(私って鈍感?)初めて読んだときも、おもしろい本だなぁと思っていたのですが、とんでもなく、面白い本だとわかり驚いています他の人が書いたこの手の本(自己啓発系というのでしょうか)でも書いてあることも多々出てくるのですが、わかりやすさが違うこれほどまで、「苦境」が実はいいことの起こる前兆であることがわかってしまうと「苦境さん、こっちおいで」と言ってみたくなるほどだ。うまい、メチャクチャうまいのだ、文章が。たとえ話が、とてもわかりやすい。やさしく書いてあるけど、中身は濃いぞぉ~「箱などの容器に、何か大きなものと、同じくらいの密度の小さなものを入れて揺すってみると,大きなものは上に,小さなものは下に移動するのがわかります。つまり、すべてのものは揺すられて、その大きさに応じた場所に落ち着くということです。ちょっと大きめの物はちょっと高目の場所に、ちょっと小さめのものはちょっと小さめの場所に収まるのです。そして物事が収まるべき場所の収まったら、容器を永久に揺すりつづけようとも、一つとして場所を変えることはできません」(p48より)そして「小さい人には、小さい運命があります。大きい人には大きな運命があります。自分のサイズを変えないかぎり、その運命から逃れることはできません。」さらに「違う場所に行きたければ、まず自分のサイズを変えることです」(p53より)わかりますぅ?答は「苦境大学」の中にあるんですへへへ私、ただいま「苦境大学修行中」で~~~すいま、人生が苦しいと感じている方、または自分は運がないと思っている方絶対おすすめ!本の越後屋 本日の新着13冊