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非常に適当な本と映画のページ

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2009.01.31
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カテゴリ:邦画

20世紀少年
(C)1999浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館(C)2008映画「20世紀少年」製作委員会
映画「20世紀少年
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 浦沢直樹原作のコミックの実写版。
 三部作の第一作。
 ベストセラーコミックの豪華キャストの実写版として話題に。
 三部作で総製作費が60億円だという。


粗筋

 1969年の夏。
 小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。そんな彼らの秘密の遊びの一つである「よげんの書」には、悪の組織、世界征服、人類滅亡計画、それを阻止する正義の味方など空想の数々が描かれていた。無論、「よげんの書」は単なる子供の遊び。ケンヂらはその後秘密基地から卒業し、それぞれの人生を歩んでいった。
 それから30年。
 ケンヂは「よげんの書」のことなどとっくに忘れていた。ロック歌手になる、という子供の頃からの夢を諦め、冴えないコンビニ経営者になっていた。
 そんなところ、世界各地でテロ事件が発生。
 そのテロ事件の内容が、どうも「よげんの書」の筋書き通りなのである。
 それと同時期に、日本では「ともだち」を教祖とする新興宗教が勢力を拡大していた。その新興宗教のシンボルマークは、ケンヂらが秘密基地の目印としていたシンボルマークとそっくりだった。
 どうやら、ケンヂらの仲間の誰かが「よげんの書」を手に入れ、「ともだち」となり、「よげんの書」で描かれていた世界征服や人類滅亡計画を実行に移しているいるらしい。
 ケンヂは「ともだち」を阻止しようとするが、「ともだち」の魔の手は広範囲に広がっており、ケンヂはテロリストに仕立て上げられてしまった。
 ケンヂは地下への潜伏を余儀なくされる。ケンヂは、少年時代の仲間を集め、「ともだち」の世界征服計画の阻止に動くが……。


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感想

 本作は三部作の第一章なので、登場人物の紹介、背景の紹介で終わってしまう。
 核心は第二章から、ということのようである。
 問題は、本作を見て第二章を観たいと思うか、である。
 浦沢直樹の漫画が大好きで、原作を読んだことがあるなら観れるのだろうが、そうでもないと観れない。
 自分は本作の原作を読んだことはないが、浦沢直樹の他の作品は読んだことがある(MONSTERだった)。やけに多くの人物が登場し、一人一人をやけに深く掘り下げる。最初はいいのだが、登場人物の紹介やどうでもいい描写がいつまでも続き、ストーリーの核心部分へと進まず、やっと進んだと思ったら尻切れトンボで終わってしまう、と印象しか持てなかった。
 本作もまさにその通り。
 多彩なキャラが登場し、背景を時間をかけて説明。
 その結果、ストーリーというストーリーにならないまま第一章は終了。
 テレビで放送されたものを観ていたからまだマシだったが、劇場で観ていたら腹が煮え繰り返っていただろう。
 本作を観て、第二章を観たいと思う奴がいるのか。
 少なくとも、自分は劇場で観たいとは思わない。
 ここまで原作に忠実にする必要があったのかね。
 そもそも漫画と映画は、全く異なる媒体。漫画が成功したからといって、そのまま劇場版にして成功するとは限らない。
 漫画は何十巻もかけて一つのストーリーを取り上げられるが、映画は1本2時間程度の長さしかない。漫画で描かれたエピソード全てを盛り込んだら、詰め過ぎ感しかなくなる。本作はまさにそうだった。

 キャストは確かに豪華で、自分が知っている芸能人が多数登場しているが、単に製作者側の影響力を誇示しているだけのように見え、適材適所とは思えない。
 製作費60億円の殆どが、この豪華キャストのギャラとして消えているのではないか。


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Last updated  2015.07.03 18:41:22
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