カテゴリ:小説
このタイトルで村上春樹さんを想像できたら。 相当なファンのかたですね 笑 風の歌を聴け 村上春樹さんのデビュー作。 文庫本で160ページの薄い本です。 時代は。 ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。1970年夏、あの日の風。 ずいぶん昔に読んだ本。 ずいぶん経ってからもう一回読み返してみました。 なつかしい・・ 多分、昔とおんなじところで引っかかりました 笑 成長してないのかも。 「ねえ、私を愛してる?」 「もちろん。」 「結婚したい?」 「今、すぐに?」 「いつか・・・もっと先によ。」 「もちろん結婚したい。」 「でも私が訊ねるまでそんなこと一言だって言わなかったわ。」 「言い忘れてたんだ。」 「・・・子供は何人欲しい?」 「3人。」 「男? 女?」 「女が2人に男が1人。」 彼女はコーヒーで口の中のパンを嚥み下してからじっと僕の顔を見た。 「嘘つき!」 と彼女は言った。 しかし彼女は間違っている。僕はひとつしか嘘をつかなかった。 いやあ。不思議な世界でしょ。 もちろん、恋愛小説なんかじゃありません。 さて、ひとつしかつかなかった嘘とはどれでしょうか? (^ ^) 一度しか言わないからよく聞いておくれよ。 僕は・君たちが・好きだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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