カテゴリ:詩人に歌人たち
詩人と言われる人は。さすが・・と。 初めて。思わせてくれたのが。 現代抒情詩の第一人者・辻征夫(つじ ゆきお)。 亡くなって早や20年。 かの国民的詩人・谷川俊太郎をして。 「魂から言葉を取り出す魔術師」 と言わしめた人。 たとえば。 きみのなかに残っているにちがいない ちいさな無垢をわたくしは信ずる それがたとえ蟻の涙ほどのちいささであっても それがあるかぎりきみはあるとき たちあがることができる 世界はきみが荒れすさんでいるときも きみを信じている こんなのが。てらいもなくサラッと出てくる。 いわゆる詩的な表現を好まず。 自身の生き方の言葉で書いていたという。 今少し長命であったならば。 どんな言葉を。さらに紡ぎ出していただろう。
意外かもしれませんが。 こう見えても?? おやぢは。割と詩が好きな人間です^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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