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歌織@星見当番

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2015.06.21
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カテゴリ:雑談系よもやま
ごきげんよう、当番です。スマホからの投稿練習を兼ねて、少々雑談をいたします。

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どさっ。2014年の頭から2015年の春先にかけての約15ヶ月で、当番が使いきったノートの山です。よくあるB5変形版、B罫のノートで33冊。手前に置いてあるペーパーバック2冊、合わせて約840ページのうち半分に当たる420ページの英文を英語・日本語対訳にしたものです。

記事にするためにいま改めて原書のページ数を数えてみたんですが、そうか、「完訳した」と言うためには、あと半分あるんだなあ。…先は長いな。これはマーク・エドモンド・ジョーンズのThe Sabian Symbols in Astrology と、デイン・ルディアのAn Astrological Mandala: the cycle of transformation and its 360 symbolic phases 、要はサビアンシンボルの本ですね。(サビアンシンボルってなんぞや?という話は、長くなるので省略)

この2冊のうち、前書き後書き実占例は取り敢えずすっ飛ばして360あるサビアンシンボルをそれぞれ解説したパートだけ、ジョーンズ版とルディア版で360かける2は720件の解説を読んで訳して記録する、というのを15ヶ月やったわけ、です。そうか、それでも総ページ数の半分か…あともう15ヶ月、あともう33冊、あともう420ページ…先を考えると目眩がします。道は長いぞしっかりしろ。

このノートは、ある勉強会に参加するために作った資料でした。当番ひとりが読むためであったら、ここまで手間はかけません。英文のまま右から左へ読んで、それでおしまいです。読んで考えて理解して、何をどう、どこを手がかりに
その理解に至ったかを説明するための足掛かりとして作ったノートです。このご時世に何故手書きなのかというと、結局デジタル機器よりも軽く持ち運びやすく、電源も要らず、スキマ時間が5分10分でもあれば書き込めるからです。シェアのための複製はコピー機やスキャナで対応できるし。

rblog-20150621181549-01.jpg
撮影用にノートを出したら原書のコピーが挟まっていたので作業当時を再現してみました。使うのはこれだけでした。ノート、その日訳す原書のコピー(訳し終えたら捨てる)、旧型の電子辞書(英和・和英・英英・広辞苑入り)、ペン。PCの前で作業すると遊んでしまうので、このセットを持って台所のテーブルで作業したり、図書館やドトールに行って作業したりしていました。

作業中、よく思い出していたのは高校時代にお世話になった、英語塾の先生のこと。大学受験前の二年間、英文法と長文読解を中心にほぼ一対一で指導してもらいました。特に繰り返し取り組まされた課題は品詞分解と五文型の見分け。毎週一定量の英文をコピーで渡され、どれが主語どれが動詞、これは形容詞節、これは名詞節、これは副詞節、と分解し、最後に「この文は何文型」と書き込んでくるのが宿題でした。

中学生までは暗記と雰囲気で乗り切ってきた英文読解をその塾でイチから鍛えなおしてもらいました。ほぼ一対一(一緒に授業を受けていた生徒が途中で脱落したので)、逃げ場なし、毎週日曜、朝9時半から11時半まで、を2年半。教えてもらったことは、英文の骨組みとその見極めかた。そして「理解している」ということは「説明できる」ということだ、いうこと。わかるまでやる。わかったことを自分で説明できるまでやる。先生と生徒、問答形式の授業でした。

当番、英文科卒ではないし、外国語学科卒でもありません。「英語の授業」も大学の一般教養の二年間が最後。英会話スクールに通ったこともないし、資格持ちでもない。留学経験があるわけでもないし、英語を使う仕事をしてもいない。ついでに言えば、喋るのは苦手なので英語で話しかけられたら即刻スマホを出して翻訳ソフトを立ち上げます。

本当に、ただ辞書を引き引き読みたい本を読むことができる程度の英語力なのですが。英文の海に漕ぎだすために必要な基本はすべて、高校時代のあの塾で教えてもらいました。英語の海は広いけれど、それでも高校修了レベルの文法知識が頭に入っていれば、少なくとも一般書の海を渡るのに不足はないです。あとは漕ぎだす勇気と根気(別途、語彙を増やす努力も要るけれど)。

なにぶんたっぷり20年は前のことで、そのとき使っていた参考書のタイトルも忘れ(思い出せたところで、きっと絶版でしょう)、先生のフルネームすら忘れてしまったのですが(感謝しているのに思い出せないのはいささか心苦しい)。テキストをコピーした方が作業がはかどるのも、ちょっと複雑な構文に当たると反射的にペンをとって修飾節をカッコでくくりだすのも、塾時代から変わりません。

…何の話でしたっけ。ああそうだ。基本は大事という話。そして意外と侮れぬ日本の高校英語、という話です。みっちり基礎を固めて臆せずある程度の量をこなせば、高校英語でも(思ったより)遠くまでいけるよ、という話。まあ…「その先」も更に広い広い海が横たわっている訳ですが…だから「かなり遠くまで」ではなく、あくまでも「(思ったよりは)遠くまで」としか言えないのですけれど…













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最終更新日  2015.06.24 23:12:59
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