雪が無い
…なんて今更なタイトルですが、昔を思い出してみると管理人が子供の頃は12月24日が終業式でした。玄関まではグラウンドの真ん中を突っ切って行くのですが、当時の2学期の終業式には決まって4~5段作られた雪の階段を登って、朝早く用務員さん(現庁務員さん)が雪を踏みつけて作ってくれた雪の道を歩いていったものです。それが今では年内にまとまった雪を見ることさえ無くなっています。…こんな話しはホントに何を今更…って感じなのですが、管理人としては子供の頃の終業式の雪景色が忘れられず、毎年この時期になると思い出すことなんです。当時は年内に雪があることが当たり前でした。冬休みになると教務室(←今はなんて呼ぶのかな?)で安く売られる地元のスキー場のリフト券を買いに「並んだり」、その時期の風物詩みたいなものがありました。あぁ懐かしきガキの頃の思ひで…。そんな雪が無いことをいいことに、山奥に山の景色を写しに行ってきました。行ったところは地元でも知る人しか知らない?1000mまで登れるところ。実はこの場所へは先月も一度山の写真を撮りに向かったんです。でも麓ですでに雪が20cmくらい積もっていて、車で行くことをあきらめていたところなんです。それがその日以降あまり雪は降っていないので、ひょっとすると雪は消えているかも…と向かってみたら案の定積雪はほぼ0。季節はどんどん冬になっているんだけど、今頃の方が雪が無いというのも変な感覚です。↑山としてはこんな形で、100名山にも登録されている越後駒ケ岳という山です(2003m)。このブログの日記では9月10日の最後の写真で夕陽をバックに写っている山と同じところですが、撮影している位置としては90度ズレています(多分)。↑撮影ポイントまで行く道中の写真です。ここでも6~700mの標高があるのですが、雪は日陰を探してもほぼ0でした。↑撮影ポイントについて写したものです。この場所は夏や山菜のシーズンこそ知っている地元の人が車で入ってきますが、今頃では好き者?しか入って来ないようなところで、現場にいた約2時間の間で通った車は1台。…っていうよりもその1台でさえ管理人の姿を見つけてビックリしているくらいでした。誰も来ないことをいいことに道路わきに三脚を立てて地べた(←方言?)にでぇ~んと座り込み、レンズを換えたり構図を変えたりと、パシャリパシャリ気ままにシャッターを切って遊んでいました。しかし現場の静かなこと静かなこと。聞こえてくる音といえば風の音とはるか下を流れる小川の水の音くらい。時期的なのか鳥の声も無く、たま~にカラスがカーって言う程度。なんか別の世界に来た気分に浸れました(それよりも万が一何かあったら発見されるまで相当な日数を要すると思うぞ(-_-;))。↑同じ写真ばかり写していて飽きてきたので^^;、ちょっと遊んでみました。NDフィルターというカメラレンズ用のサングラスを着けて、30秒シャッターを開いて雲の流れを写してみました。上の写真と比べてどうですかね?。なんかブキミにも感じますが…。ちなみに赤く色づいているのはこのフィルターの特性と思われます。頂上を400mm望遠レンズ(600mm相当・12倍)で写してみました。この場所も夏だと登山者がいっぱい歩いているんでしょうね(この倍率だとそれもわかるかも)。実はこの山頂からは富士山が見えるのだそうです。富士山には特別な思い入れのある管理人は一度は見てみたいのですが、前に別の山を登山したときに疲れで一歩も動けなくなるという状態を体験してしまいまして…(-_-;)。その山よりもこの山の方が厳しいので多分一生無理だな…(-.-)。またまた遊んでみました。下の写真は管理人が好んで使っているPLフィルターというものを着けて写しています。そのもう一つ下の写真ではPLフィルターの効果をなくしています。どちらも同じフレーミングで撮影の間隔は10秒です。↓↑違いがわかりますかね?。上の写真では雲が見えているし山もクッキリ写っていると思います。対して下の写真では雲が無いような空ですし、山もなんかただの日陰みたいに写っています。このPLフィルターはフィルターの中でも高価な部類ですが、風景を写すのなら1枚は持っていたいものです(管理人は3枚持ってます←フィルターバカです^^;)。↑夕暮れになってきてこれから…というところで次の用事の為にタイムオーバーとなってしまいました。…しかし今日の写真は全部同じアングルだな(-_-;)。写真的ボキャブラリーに乏しくてスミマセンm(__)m。…それにしてもなんで暇な時に限って予定って入るんでしょうね?。でもこの場所なら日が暮れれば辺りは超真っ暗になるから、まだ明るいうちに降りてきたほうが安全といえば安全なんですけどね。でも星空も見てみたかったな~。今外は荒れています。ということはこの場所はおそらく雪。次にここで山を写せるのは来春になるかな?。今から待ち遠しい…(-.-)。