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カテゴリ:病院について
昨日上あごの手術傷にかぶせられていたシリコンをはがしました。
この部分については良好のようです。 僕のガンの病名は「上顎ガン」(扁平上皮ガン)というものです。 その名の通り上顎に発生するガンでなかなか珍しいガンになります。 どのぐらい珍しいかというとガンに罹患した人が100人いたとすると 3人ぐらいが鼻のガン患者というような数字のようです。 けっこう珍しいということになります。 ガン患者にとっては珍しいことがデメリットになります。 まず、絶対的に症例数が少なくて、医師の数・経験も不足しています。 欧米に比べても技術がかなり遅れているといわれている分野でもあります。 今入院している病院は耳鼻科でかなり有名で大きい病院ですが、ここでさえ先生 が4人ほどしかいないのが実情です。 ただ、この4人の先生が手術をすべてきりもりしているので技術レベルは割合高 いといえると思います。 僕の鼻のガンはだいたい頭の真ん中にありました。 かなり奥深くで肉眼で見ながらの手術は不可能でした。 内視鏡等で視界を確保しながらのかなりの難易度のある手術だったときいています。 あと、インターネットでも書籍でも情報が不足しています。 ほとんどが内臓系のガンについてなので患者にとっては不安でならないと思います。 これは病院を決める際にもかなり気をつけなければならない点と思います。 症例数と技術という点は譲ってはならない病院選びのポイントになるかと思います。 特に鼻関係のガンや咽頭ガン関係のガンではこれは絶対です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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すごく後からのコメントでごめんなさい。私は2004年に左副鼻腔の腫瘍で、大阪府立成人病センターに入院、事前の検査では良性で(悪性の疑いは大でしたが)、手術中の組織検査で奥が悪性だったと解り、切除には眼球まで含める必要があるため、口内に通じる診察用の穴を残して閉じ、放射線と抗がん剤治療のため3ヶ月入院しました。一度転移して2005年1月初めに左首のリンパの廓清を行い、05年5月に乳がん(転移ではない)も手術したので計3回入院しました。現在は落ち着いており、仕事もほんの一部ですが継続していますが、同じ病院で治療された方に出会えたらいいのになあと思っていたので、大当たりでビックリ。同感の部分がとても多いです。病院の建物や運営システム等は古いですが、先生や看護士さんはとても良かったと思います。私はU先生でしたが、どの先生にも納得している方が多かった。他の病院から放射線治療のために一時入院されていた方が、後に元の病院での手術に不手際があって、他の大病院に回され何度も移植をやり直して、生死の境をさまよい本当に気の毒でした。センターの患者さんばかり見ていると、これが普通のレベルと思いますが、一見立派な病院でも、比べものにならないなあと恐ろしくなりました。病院はチョットした差で命を左右しますから、少しでも良いところを探すべしですね。病気になっただけでも気が転倒して、本当に難しいことですが。
(June 12, 2007 01:48:17 PM)
>inkingさん
本当に病院選びは大事ですよね。個人的に大阪府立成人病センターはとっても良い病院だと思っています。 先生、看護婦さんには本当に親切にしていただきました。 確かに病院は古いですが、やっぱり見た目じゃないですよね! 実は僕もU先生に手術をしていただきました。 もしかして同じ先生かもしれないですね! (June 15, 2007 12:57:17 AM) |
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