カテゴリ:囲碁ボケ
行雲のモノローグ
男爵の種芋を埋めるのだ。 いまだ育成中のダイコンや、カブ、ニラ、小松菜の隙間を探しては、深さ30cmの穴を掘る。 辺りはあちこちモザイクのようにボコボコとへこんでいる異様な光景だ。 さて、種芋を二つに割ると、切り口に草木灰を擦り込んで埋め込み開始である。 芽を上にして置き、まず、5cmほど土をかける。 その上に、腐葉土をぶ厚くかけた。 この腐葉土は、近所の公園の枯れ葉と台所で出る野菜クズを原料に、 微生物とミミズ君達の協力でこしらえたもので、それはもうふわふわなのだ。 その厚く盛ったふわふわの上を、先ほど掘った土でさりげなく覆った。 表面の土が乾いてしまえば、どこが掘られたのか、さっぱりわからないではないか。 これは、ほぼ完璧な落とし穴である。 防犯というわけではないが、庭は地雷原のようになってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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