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テーマ:野菜を育てる(2339)
カテゴリ:野菜
茨城県農業総合センターの池羽智子先生の研究によれば、
生野菜抽出液の抗酸化性(注)の強いものは以下のようです。 ・非常に活性が高いもの ハナボウフウ 食用キク イタリアンパセリ オオバ こごみ ブロッコリースプラウト(sprout:新芽) アシタバ ミツバ(根ミツバ) モロヘイヤ ピーマン ベビーリーフ (注)活性酸素の働きを抑えるのが抗酸化性という働き。野菜に多くの 抗酸化成分が含まれ、アスコルビン酸(ビタミンC)、カロテノイド類、 トコフェロール(ビタミンE)、ポリフェノール類などがある。 ヒトは酸素を体内に吸収して、生命活動に必要なエネルギーを得て いる。その際、酸素の大部分は二酸化炭素や水に代謝されるが、一部は 非常に反応性の高い「活性酸素」に変換される。活性酸素は一重項酸素、 ヒドロキシラジカル、スーパーオキサイド、過酸化水素など反応性の高い 酸素種の総称であり、ホルモンの合成や体内に侵入してきた病原菌・ ウイルスを殺傷するのに必要とされる。しかし、ストレスや喫煙等により、 活性酸素が過剰に生成されると、余分な活性酸素が体内の脂質、 タンパク質、核酸を攻撃し、酸化損傷を与える。この傷が蓄積することに よって、生活習慣病、がん、老化等が引き起こされるといわれている。 したがって、過剰な活性酸素の働きを抑制し、生体成分の酸化を抑える ことが疾病予防に効果的と考えられる。 参考:『農業および園芸』~野菜の抗酸化性評価 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月10日 05時51分30秒
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