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2005.06.17
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カテゴリ:本・雑誌
「アマゾン・ドット・コムの光と影」やっと読み終わりました。

以前このHPでも書いたのですが、この本の筆者(横田増生)がアマゾンの商品センターにバイトとして潜入し、実際に見聞きしたことを書いた本です。

この商品センターにはアマゾンジャパンの正社員、そしてセンターの運営を請け負っている日通(正確には子会社の日通東京配送)の社員と商品のピッキングや梱包を行うアルバイトがいる。

この本で感じたことは、アマゾンは本を売ることに興味があっても、本自体には興味が無いということです。
なぜなら、筆者の書いた本がバイト期間中にビジネス誌で、しかも顔写真入りで掲載されても商品センターで働く人達には、まったく気づかれなかったらしいです。

アルバイトにはノルマがあって、”ピッキング”と呼ばれる注文された本を棚から取り出す人のノルマは一分間に3冊だと書いてありました。
他の作業をする人にもノルマがあって、それぞれ一分単位で課せられています。
1分単位のノルマを課すことによってバイトに時間的余裕を持たせない。
更にコンピュータで管理されていて、成績の悪い人は二ヶ月ごとに行われる契約の更新を行わないなどいろいろあるようです。

ちなみにアマゾンジャパンの2004年の売り上げは、この本によると約1000億円の可能性があり、もしそうだとしたらリアル書店(店舗をもつ書店)の紀伊国屋や丸善に並んで、書籍小売り業界のトップ集団に並んだということになるそうです。

以前もHPで書いたのですが、アマゾンジャパンの売り上げが伸びれば伸びるほど、商品センターでは働きアリのように黙々と働くアルバイトの人達がいるんだなぁ~とシミジミと感じてしまうのが、この本を読んだイチバンの感想でした。

秘密主義を徹底的に貫くアマゾン。
インタビューを申し込んでもほとんど断られるそうです。
そんなアマゾンに潜入して現場を書いた本をアマゾンジャパンでも売っていました。
これってやっぱり本は商品であり、売るものであって、本の内容は関係ないってことなのかな?

ちなみにこの本で気になった目次を紹介。
・ノルマでがんじがらめの現場/徹底したコスト管理
・アマゾンと取次の関係
・口を閉ざす業界関係者
・センター内でBOOK OFFの名前発見





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最終更新日  2005.06.18 00:33:04
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