|
カテゴリ:全年齢:異世界
題名【新婚の夫が浮気三昧なので、私は刺繍三昧の日々を過ごすことにしました】 作者:一ノ谷鈴 様 カテゴリー:女性向け https://ncode.syosetu.com/n8230ii/ 「両親に勝手に押し付けられた妻など、興味はないよ。私には愛しの女性たちがいるのだから」それが、ガレス公爵家の跡取りアレクが新婚の妻レベッカに最初に言い放った言葉だった。 宣言通り、アレクは女たちの間を遊び歩いていて、レベッカのところにはめったに戻ってこない。レベッカはどうにかしてアレクを自分のもとに留めようとするも、ことごとく失敗に終わっていた。 失意の中、レベッカに一通の招待状が届く。それはお茶会で彼女がまとっていたドレスの見事さに目を引かれた貴族、コーニーからのものだった。 新たなデザインのドレスを作ることに興味があるというコーニーと、その妹ロージー。レベッカは二人と一緒に、様々なドレスの作成に携わることになる。ただ無心に刺繍に励むその時間を、レベッカは心から楽しんでいた。そうして、コーニーたちとの心の交流も。 しかしそうやってコーニーたちのところに通っていたことをとがめられ、レベッカはアレクから離縁を言い渡される。 これまで散々傷つけられ、虐げられてきた彼女は、しかし実家に戻ろうとはしなかった。代わりに、彼女はある決断をする。その決断が、やがて彼女にとびきりの幸せを連れてくるとも知らずに。 この小説のタイトルってすごい不思議だな?って思って読み始めました。 [新婚]なのに夫は[浮気三昧]で[刺繍]ってあんまり結びつかなくないですか?? 私は、浮気三昧はフェイクで何か理由があってそういう行動をしている話なのかな?と思いました。 結果として、、、結果を言っていいのかな…それはちょっとネタバレで書いた方がいいかもなので、ネタバレで書こうと思います。 レベッカは結婚式に夫が現れないという最悪な結婚式が終わり、初夜に夫に酷いことを言われてしまいます。 レベッカは縁があって結婚したのだから、なんとか歩み寄ろうと思い、色々と行動を起こすのですがなかなかうまくいかず…。そんな中、レベッカの刺繍に興味を持ったコーニーという人物からお茶会のお誘いの手紙が届きます。 コーニーという名前が男なのか女なのかも分からないまま、誰かと話したいレベッカは誘いを受けてお茶会に参加することにします。 そこにいたコーニーは男性で、その妹であるロージーと三人でお茶会をすることに。 コーニーはドレスの制作に興味があり、その刺繍の腕前を見込んで手伝ってほしいとレベッカにお願いします。 既婚者であるレベッカは、この誘いを受けていいものか悩むのですが、少しだけ夫への怒りがあったレベッカはコーニーのドレス制作のお手伝いをするという返事をしてしまいます。 そこからレベッカの運命が少しずつ変わっていく…というお話です。 お話は、コミカライズしてほしいなっていう気持ちがあります。 ドレスを作るっていうシーンの絵と、素敵なドレスを着ているってシーンの絵を見てみたいからなんですけど。 作者様の作品、書籍化しているのもあるから、この作品が編集者様の目にとまってコミカライズしてくれたらぜひ読みたいなって思います。 =ちょっとネタバレ= 最初の方で書いていいか迷ったのですが、お話の最初の頃で分かってしまうので書いてしまうのですが、夫は何か意味があって浮気三昧風を装っているわけではなくて、普通にクズでした。 レベッカが歩み寄ろうと努力しているにも関わらず、態度がひどすぎて悲しくなってきます。レベッカが可哀そうすぎて。 ドレス制作という繋がりでレベッカに逃げ場が、、、憩いの場って言ったの方がいいのかな、、、があって読み手側としては安心します。 私が読んでいてちょっと分からない部分があります。 1つ目は、仮面舞踏会の後に普通のお茶会にでてしまったら仮面をつけててもその人って分かってしまいますよね?その後の仮面舞踏会では、あぁまたあの二人ねって分かる形で出ているってことですよね? 身分とかもバレてるってことでいいのかな…正当な評価とかその辺がそれでいいのかどうなのかちょっと理解できなくてどうなるんだろう? 2つ目は、婚姻が破綻したとしても親には連絡っていかないものなの?っていうことです。親に連絡しないでいても親に心配はかけないのかな??というところが気になりました。 この世界の事情が分からず…難しい。 #異世界 #ドレス #政略結婚 #ハッピーエンド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 2, 2023 07:42:22 PM
コメント(0) | コメントを書く
[全年齢:異世界] カテゴリの最新記事
|