魅惑のルビーアイ
先日ぴーちゃんの目が表情豊かだということを話題にしましたが、今度はちょこぼさんの目について少し語りたいと思います。ちょこぼさんはルチノーなのでお目目はまっ赤っ赤です。ちょこぼのようなルチノー種やアルビノ種のインコちゃん(まっ黄っ黄や真っ白のインコちゃん)は黒の色素メラニンが完全に欠落しているので目の裏側に黒い層がなく、血液の色がそのまま反射されて瞳孔が赤く見えるのだそうです。(ペットガイドシリーズ「ザ・セキセイインコ」116P)人間で言えば白目みたいな感じに見える、瞳の中のリング状のもの(虹彩)のハッキリしているインコちゃんはぴーちゃんみたいに点目になったりつぶらな瞳になったりと目の表情が豊かですが、虹彩の見えない赤一色のちょこぼさんの瞳は覗き込むと吸い込まれてしまいそうなミステリアスな光をたたえています。目の部分だけルビーが埋め込まれているような不思議な感じなんです。時々「ちょこぼってちゃんと目が見えてるのかなあ?」なんて思ってしまいます。赤目のインコさんも3、4歳以上のおとなになると瞳部分が黒くなってくるのだとか。ちょこぼはもうすぐ3歳。これからだんだん瞳部分が黒くなってくるのかな?なかには瞳が赤くてまわりが黒い「ブドウ目」というのもあるのだそうです。(「かわいいインコの飼い方・楽しみ方」38P)それからかわいいまつ毛。ちょこさんのまつ毛は白いまつげです。ちょこぼの白いまつ毛はほかの子に比べて長めでチャーミングです。余談ですが、私にはどうしても忘れられない目があります。それは初代ちょこぼの最期の瞬間の目。私の手の中で必死に生きようと翼をバタつかせる初代ちょこぼの瞳の中に命の炎が燃え、そして消えていったのを見たような気がしました。 10月も残すところあと少し。応援クリックよろしくお願いしまーす!