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テーマ:ニュース(99442)
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高岡蒼甫が韓流ブームに一言申して、事務所を首になる。 そういえば山本太郎も反原発を宣言して、事務所を首になる。 この2つの例は相似対象として扱われるんだけど、僕はしっくりこない。 例えるなら、山本太郎はプロレスのヒール役に過ぎない。 脱原発を掲げることで、親原発の当て馬として価値観はあるからね。 アントニオ猪木は強いプロレスラーであったわけだが、その猪木に対抗すべく上田馬之介がいたり、タイガージェットシンがいたり、ブッチャーもいたわけですよ。 彼ら悪役から言わせたら、猪木あっての悪役なわけです。それは見ている観衆も、重々承知の上なんですから。 そして、ヒール役にもヒールの流儀があることを忘れないでほしい。 リングの上や、会場の中では暴れまくっていたヒール役だけど、けしてそのレスラーの人格まで否定はしなかったこと。「レスラーとしては弱い」とは言っても「人間が最低」とまでは言わなかったんです。 山本太郎は東電も、役人も罵倒した。そこには脱原発を建設的に訴えようという空気はなかった。自分が正義の代弁者のようにふるまっているだけだった。もちろん、脱原発の後の提言もせずに。 高岡蒼甫はどうだろう。 彼も同様に芸能界のリスク回避に巻き込まれて、事務所を退社した。 しかし、彼はフジテレビを非難するわけでもなく、事務所を批判するわけでもなく、「こうなっては役者引退だ」と悟っている。誰かを標的にしているわけでもない。 よく考えれば、「韓流偏重なのはどうなんだ」と言っただけで、「韓流なんかおかしい」と言っているわけではないのだから、彼自身も半ば現実が理解できていないのかもしれない。それぐらい不思議な話なんだ。 敢えて例えると、スポーツ報知の記者が「巨人は無くなってしまえ、むしろ阪神は永久に不滅です」とでも紙面で語ったのと同じレベルかもしれない。巨人ファンにとっては殺人対象になるかもしれないが、阪神ファンから言わせれば平成の英雄扱いかもしれない。高岡蒼甫の発言も現状ではそのレベルだ。 いずれの場合も、無意味で非建設的な言葉狩りにつながることだけは避けてほしいものだ。
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