カテゴリ:漫画
『風の海 迷宮の岸<上>』小野 不由美
風の海迷宮の岸(上) 麒麟は王を選び、王にお仕えする神獣。 金の果実として蓬山の木に実り、親はいない。 かわりに、女怪はその実が孵る日までの十月を 、かたときも離れず、守りつづけるはずだった。 しかし、大地が鳴り、大気が歪む蝕が起きたとき、 金の実は流されてしまった。それから十年。探しあてた実は、 蓬莱で“人”として生まれ育っていた。 戴国の王を選ぶため連れ戻されたが、麒麟に姿を変える術さえ持たぬ泰麒―。 幼ない少年の葛藤が始まる。 以上解説 漫画も読まないといけないのがあるのに こちらのシリーズが気になってついつい読んでしまう。 そしたら止まらない・・・ このシリーズ、好きです 前作の『月の影 影の海』では、同じ講談社で 挿絵がない方を読んでたんだけど 今回はX文庫―ホワイトハートで山田 章博さんの挿絵がある方にしてみました。 やっぱり挿絵がある方がいいわ。 そして今作は前作の陽子が主人公ではなく 戴国の麒麟、泰麒のお話です。 泰麒も蓬莱で育ったんだけれど、 上巻では蓬莱から連れてこられるところから始まります。 陽子の場合は、いきなり連れてこられて 理由を教えてくれる人とはぐれ、 何がなんだかわからず一人で異世界をさまよい続けたのに 泰麒の場合は幼いながらも ちゃんと訳を話してもらえ、宮殿でみんなに守られ 愛され大切にされています。 陽子と大違い しかもこちらの世界のことを納得して 蓬莱の世界にはあまり未練がないみたいだし・・・ 納得するの早っっ まぁ以前から色々思うことがあったみたいだから その流れもおかしくないけれど。 一生懸命な泰麒かわいいです。 景麒も出てきます。 この泰麒がどう成長するかが楽しみです 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月28日 16時25分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[漫画] カテゴリの最新記事
|
|