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2024年01月27日
カテゴリ：小説
『レーエンデ国物語』多崎礼 ・・・解説・・・
異なる世界、聖イジョルニ帝国フェデル城。 家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。 呪われた地・レーエンデで出会ったのは 琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。 空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。 その数々に魅了されたユリアは はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、 やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていく 多崎さんの初期の作品が好きです 最近の作品でシリーズものらしいので 読んでみようかと 王道のファンタジーです 世界観の作り込みがハンパない!! 国のあらましや、国同士のいざこざ 風土の違い、伝承や言い伝えなどの作り込みが とにかくすごいです シリーズ化していくには大切な事なのですが 綿密に作りこまれています レーエンデという国 古代樹、泡虫、風土病魅力的な話ばかりです しかしキャラ同士のラブも期待してしまう私としては ちょっと物足りなかったかな 陰のあるトリスタンとヒロインユリア この二人は愛し合っているのに 触れ合うこともできず ただ思い合っているだけ トリスタンのことを考えると辛いけれど もっと二人には幸せになってほしかったです 読んでいくうちに世界観に引きずり込まれ 次々とページをめくってしまう しかし巻末のエピローグで 淡々とその後のことが説明されていたのが驚きでした まぁ細かいことを説明してたら まだまだ続く感じがしましたからね あんな終わり方もアリっちゃアリかも 終ったはずなのに ここからまだ物語は始まっているみたいです (３巻まで出てるみたい) 壮大なファンタジーになってるんですね 続き読んでみよう  私 的 評 価５ 段 階  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2024年01月27日 14時14分13秒
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