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2022.09.06
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カテゴリ:経済問題
 今日(5)は、重要と思われる記事がいくつか出ていました。今日の最大のイベントは8月のインフレ率の発表でした。とは言え、TUIKが正確な数字を発表するとは誰も考えていませんので、正に“儀式”としての意味しかないとも言えます。そして、この数字についてのネバティ国庫・財務大臣の発言に関する記事も出ていました。これ以外では、今日の閣議後のエルドーアン大統領の国民向け演説に関する記事も出ていました。そのほか、ギリシャに開戦するための口実か?、西トラキア地方(ギリシャ)のトルコ系少数民族の権利侵害状況を非難する外務省発表に関する記事も出ていました。ただし、エルドーアン大統領やカフラマン元国会議長などのアタテュルク初代大統領と共和国の業績・史実を否定する(=ギリシャ・イギリスなどの占領下でオスマン帝国が存続することを理想としていた)人々にとっては、現在の西トラキアの姿は正にユートピアのはずですが、、、(現実には、トルコ系であることすら認められず(=単に「イスラム教徒」と呼ばれる)、また、宗教(イスラム)指導者の選出にも介入が行われ、かつてのトルコのクルド政策のように、トルコ語を話すことを禁止され、移動の自由も制限されていたそうです) 現実的には、エーゲ海の一部の島や岩の武装化と同様に、“ローザンヌ条約で定められたことをギリシャが順守していない”という主張の一環と思われます。また、ブルガリアで拘束された殺人事件容疑者の送還を求めるという法務大臣の発言の記事も出ていました。この件は、まだ容疑者送還も実現していませんので、今後の展開が読めませんが、いろいろと変なところがある事件として、トルコでは話題になっています。容疑者と殺害された被害者は、20数年前の殺人事件がある前にはトルコ諜報庁(MIT)長官の座を競っていたと言われています。容疑者はトルコの特殊部隊の司令官も務めたことのある人物で、非常に優秀だったと言われています。その後、エルゲネコン裁判による冤罪で数年間収監されていました。その人物が突然指名手配され、数ヶ月後にトルコ国境を越えた直後にブルガリアで拘束されていることは、何らかの裏事情があるものと考えられています。

 今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」で大きく取り扱われている問題としては、依然としてSPK(資本市場委員会=日本の証券取引委員会と同様の機関)を巡る贈収賄を巡る話題も続いていましたが、上でも紹介しましたがインフレ率の話題もいろいろと出ていました。と言っても、“呆れた”という内容がほとんどですが、“イスタンブル商業会議所(ITO)の発表した数字よりも約20ポイント低い”という点と、“国内生産者物価指数が145%程度から1ポイント低下したことを持って、インフレ率が低下傾向に入ったと強弁している”という点が突っ込みどころとなっていたように思います。しかし、消費者物価も国内生産者物価も、91日からの大幅な電気代、ガス代の値上げだけでも、9月の物価指数の上昇幅が再び高くなることは普通なら避けられないと見られています。この状況を揶揄して、「トルコのインフレ対策はトルコ中央銀行(TCMB)が担っているのではなく、TUIKが担っている」と指摘されていました(念のためですが、金融政策でインフレを下げるのではなく、イメージ操作で下げたふりをする(数字を低く発表する)ということです)。これ以外では、野党6党の大統領候補として、クルチダルオールCHP党首がさらに積極的になって、「他の5党党首が認めてくれるなら、自分は大統領候補になる準備ができている」と発言したということが話題になっています。ババジャンDEVA党首はクルチダルオール党首が大統領になることに否定的な発言をしていますし、いつも紹介している解説者も「それ見たことか」と喜んで、「絶対に勝てる候補者を選ばなければならない」と指摘していました。が、「ヤヴァシュ大アンカラ市長であれ、イマムオール大イスタンブル市長であれ、勝てるかどうか以前の問題として、6党党首が大統領候補として認めるのか」という根本的問題を忘れているように思えます。そもそも“クルチダルオールCHP党首に反対しているババジャンDEVA党首が2市長なら同意する”という保証がどこにあるのか、管理者にはさっぱり分かりません。“2市長だとは言っていない”と言うのであれば、“CHP3人以外に、絶対に勝てる候補は誰なのか”と言うことになりますが、多分、“アクシェネル善良党党首だ”と言うつもりでしょうが、クルチダルオール党首との支持率の差が一体何ポイントあるのか、大いに疑問です。最近の数字は見ていませんが、12ヶ月前の数字ではクルチダルオール党首が42%で、アクシェネル党首は445%と言ったところ(エルドーアン大統領が38%程度)で、“絶対に勝てる候補”と言うのには、程遠いと思われます。管理者もアクシェネル党首の可能性を否定するものではなく、アクシェネル党首が大統領候補になる最大のメリットは、“問題を最も起こしやすいと思われる善良党から大統領が出ることになるので、多少なりとも自制心が働くことになるであろう”という期待です(クルチダルオール党首が大統領になれば、善良党はもっと勝手な要求を言い出す可能性があります)。なお、トルコには、タンス・チルレルという女性首相を出した歴史がありますが、当時はデミレル大統領の操り人形を思われて首相になったので、必ずしも実力が衆人から認められて首相になったわけではなく、「トルコ人は、女性首相に違和感がない」かどうかは不明です(その後も、エルバカン首相の失脚(228日のクーデター?の影響)で、棚ぼたで首相に復帰したと考えられます)

 

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 今日はインフレ率に関する記事を紹介します。見出しは「(8月の)インフレ率が発表された」です。抜粋して紹介します。

 2022年8月の消費者物価(TUFE)は、月間上昇率は1.46%、202112月と比べた場合の上昇率は47.85%、対前年同月比の上昇率は80.21%、過去12ヶ月間の平均は54.69%となりました。また、国内生産者物価(YI-UFE)は月間で2.41%、202112月と比べた場合は74.13%、年間で143.75%、過去12ヶ月間の平均は105.39%の上昇となりました。

 AAフィナンスのインフレ率予測アンケート調査に参加したエコノミストたちは、8月の月間TUFE2.27%上昇するものと予想していました。この平均予測に基づけば、年間TUFE81.65%上昇するものと予測されていました。

 ここからは一言解説・雑感です。消費者物価指数も、国内生産差者物価指数も、ほとんど全ての項目で上昇しているため、どこを捉えて“インフレ率は低下傾向に入った”と言えるのか、非常に不思議です(国内生産者物価指数は対前年同月比で1ポイント程度の低下に過ぎません)。消費者物価指数も、国内生産差者物価指数も、「対前月比」では下がっている(2.37%と5.17%から、1.46%と2.41%へ低下した)のですが、「6~8月は、毎年、月間上昇率が低くなる傾向がある」ため、これが毎年の傾向だったのか、それともネバティ国庫・財務大臣の発言のように、今年だけの特徴である(=今後も月間上昇率が低水準に留まる)のかは、まだ不明と言わざるを得ません。どちらかと言えば、上でも指摘しましたように、電気代と天然ガス代の値上げだけでも(特に生産者にとっては、いずれも約50%の大幅値上げ)、来月の月間上昇率は上昇傾向に戻りそうですが、、、、、

 

 

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株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​​






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。


















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Last updated  2022.09.06 18:52:04
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