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少し前に書いた年金についての記事に、こんなトラックバックがありました。
国家公務員時代がそっくり年金未納扱いになっている。 国家公務員といえば年金的には一番保護されていそうな職業。その年金記録までいい加減なんですから、酷い話です。 大体不明な記録が5000万件といいますが、金額にしたらいくらなんでしょう。各マスコミの試算では10兆円だ20兆円だと色々言われていますが、肝心の社会保険庁からは正式な発表が何もありません。いくら何でも年金番号ごとに積立られた保険料はわかるでしょうから、その金額は明らかにするべきです。そんな事ができないくらいにどんぶり勘定になっているのが実態なんでしょうが。 政府は5000万件の確認を1年で、60億円かけてやると言っています。参議院議員選挙の自民党マニュフェストにも、大きくうたわれていく様です。 でもまたいつものやり方かなと勘繰ってしまいます。イメージ戦略で宣伝しまくって、選挙が終わったらハイそれまでよ。 今頃セコーさんあたりがどっかの広告代理店と一緒に、B層向けの広告戦略を考えている事でしょう。 ほんと日本人は怒らないと思います。本気で怒っているなら、もっと行動にでるはずです。先日年金問い合わせのためのナビダイヤルが設置されました。繋がらないと不評です。でもまだ普通の話中です。私も試しに電話してみましたが、ツーツーツーという普通の話中でした。 でも本当に電話が殺到しているならばこうはなりません。発信規制がかかります。ワールドカップが日本で開催された時、電話がパンクしましたよね。本当に国民が怒っているなら、それくらいのことは起きるはずです。 数年前フランスで起きた様な、暴動寸前のデモだって起きる可能性があります。 でもそんな気配は全くありません。 社会保険庁の皆さんは首をすくめながら、嵐が過ぎるのを待っているのが実情でしょう。 最後に素朴な疑問。本来はこの問題のために、何兆円もの保険料がだぶつき、結果的に大量の余剰金が発生しているはずです。生命保険会社でいう死差益に近いイメージですね。でもそんな話は全く聞かず、これまで年金財政の危機ばかり言われてきました。 結局この余剰金はどこに行ってしまったんですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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