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安倍退陣から2日。徐々に次への流れができ始めています。報道を見ていて思うのは、自民党の戦い方がうまいなあと言うこと。うまいというより狡猾と言った方が良いかもしれませんが。
本来批判が集中すべき安倍氏は入院。健康状態の悪化を宣伝することで批判を封じつつ、同情をあおります。 そして後継者には福田元官房長官が選ばれる見通しです。福田氏は安倍氏と距離を置いていましたから、脱安倍をアピールできます。さらに長年小泉内閣を官房長官として支えていた実績により、今だ庶民に人気の高い小泉氏の改革路線継承もアピールできます。 今後の情勢次第では、現在民主党に向いている流れが、一気に自民党に向く可能性があります。 その兆候は既に出始めています。今日の新聞各紙は、テロ特措法延長問題についての世論調査結果を掲載していますが、これまでは延長反対が7割を占めていたのが、今回は延長賛成が半数前後まで伸びています。 民主党は衆議院解散に向けて動いていますが、打つ手を一つでも間違えればかつての社会党の様な壊滅状態に追い込まれたって不思議ではありません。 狡猾対剛腕の戦いはこれからが本番です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.14 11:17:06
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