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カテゴリ:音楽
扁桃腺を腫らし、フトンにゴロゴロしながら、31年ぶりの「つま恋」、録画をちらほら見た。まずは、総集編の最初の2時間分のうちの、拓郎さんのパートだけ。 オープニングは『旧友再会フォーエバーヤング』。 拓郎さんとかぐや姫の三人、同時に紹介しなけりゃいけないし、オープニングはやっぱりこれなのかなぁ。山田パンダさんが走りながら歌っていたけど、ぼくが拓郎さんに馴染み薄くなっていたころの曲なので、全部聞かずにすっ飛ばしてしまった。HD録画はこういうのがラク。 拓郎さんはじめステージの皆さん&スタッフの皆さん、すみませ~ん。 おっと、『ペニーレインでバーボン』のイントロが始まった。「あら、まぁ!」 と、びっくり。あの歌詞がテレビでそのまま歌われるはずがなかろうに! と、思ったら、やっぱり、きっちり、差し替えられていた。 「つんぼ桟敷」 → 「蚊帳の外で」 歌われないとは予測したけど、やっぱりスカタン肩透かし、ってな感じ。「つんぼ桟敷」と「蚊帳の外」じゃ、意味がちゃうじゃん。 意味の違いは、幻泉館主人さんのブログで。 → 幻泉館主人さん 2006.10.31「ペニーレインでバーボン #2」 やっぱし書いたね、幻ちゃん。 昔々、「エド・サリバンショー」では、ストーンズが出るときに歌詞が下品だから変えろと言ったり、プレスリーの腰の動きは品がないから映すなと言ったり、表現者の創作意志・意欲を無視してあれやこれやと手を入れたんだってねぇ…。 そんなことが、ふと頭に浮かんだ。テレビって、今も昔も、妙なところに繊細だ。 でもなぁ、現場でも「放送コード」ってよく聞くけど、ほんとに決まりとして存在するんだろうか? 先日もナレーション収録の現場で、「この言葉、流していいの?」ってなことになり、ディレクター氏が調べたっけ。調べたと言っても、アナウンサー嬢に尋ねただけだけど。オンエア言葉については一番詳しいってことかな? そのときも、「出さない方が無難」てなこととなり、ナレーションを書きかえた。 まぁ、「つま恋」はあくまで「同窓会」。開かれることに意義がある、って、オリンピックみたいなもの。“テレビ”がからむこと、それもかのNHKだってことは、選曲したのが誰であれ、事前に承知のことだし。幻泉館主人さんが言うように、歌詞の変更は「大人の選択」ってとこかな。 拓郎さんが自分のツアーでも『ペニーレインでバーボン』の歌詞を歌い換えてるかどうかは知らない。もし歌い換えているとしたら、こちらの気持ちはまた別のものとなるけれど。 今回の「つま恋」、ほんとに誰が選曲したんだろう? 『ペニーレインでバーボン』を歌うと必ずこんなふうに、あ~だこ~だと言われることはわかっているはず。ぼくらオヤジが「あ~だこ~だ」と言うことを見通して拓郎さんが選んだとしたら、それはそれでおもろいな。 原宿の「ペニーレイン」、馬場から歩いて見に行ったっけ。ついでに東京タワーまで足を延ばしたところが田舎者を証明してる。楽しかった、でも、疲れたっけね。 オープニングを『春だったね』。そして、『ペニーレインでバーボン』と続けてくれると、オヤジとしては激喜びだったんだけどなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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