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ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005

西部警察・ミニカーコレクティオン

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西部警察ミニカーコレクティオン

★カッコいいクルマとはこういうクルマのこと
 遥か昔の大阪在住時代、西部警察のクルマに憧れた時期があった。フェアレディもスカイラインもセドリックも、とにかくカッコ良かったのだ。子供の頃の記憶とは恐ろしいもので、もう何十年も経ってから、急に西部警察のミニカーが欲しくなり始める。やっぱりあの時代の日産車はカッコ良かった!そして、ドラマ撮影の為に作られた車両は、さらにさらにカッコ良かった!きっと自分の美意識は、阪急電車だけでなく、あのクルマ達からも得ているのだろうと。
 ずっとずっと自分の意識の片隅に残り続ける名車達を、此のコーナーでは一気に紹介していきたいと思います。

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スーパーZ~人類が作った最もカッコイイクルマ



 断言する!此の模型こそ人類が作った最もカッコいいクルマに相違ないと(笑)。ヤバいですよ此の光沢。実車より模型の方がカッコいいと思ったのは、ちょっとしたホイールの調整具合とか、微妙に異なる塗料の色合いが、かえってイイ感じに仕上がってしまった可能性がある。一目惚れのあまり断固として買ったのである。



 本当は、車体にモーターを装着してレーシング競技に使用する前提のモデルなので、室内装備は一切ありません。ガルウィングも開かない。ないない尽くしなんだけど、とにかくボディとホイールの仕上がりが素晴らしくてたまらないのだ。

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西部警察のマシンを網羅した欲張りなセット



 反対に、作りがしょぼいが故に頑張ってる感が泣けてくるセットをご紹介。トミカの定番シリーズ「ミニカー」の版をベースに作っているから、微妙に実車通りではないが、限りなく実車に近付けたいと云う担当者の苦労が愛となってビシバシ伝わってくる名作!



 スーパーZも此のとおり頑張って作り込んだ感が満載であります。もちろん、ガルウィングだけは色を塗って誤魔化すしか無いのは納得。裕次郎さんのガゼールもねぇ、そりゃオープンカーは無理ですよ。だから「雨が降って来たのでカバーを掛けました」と云う状態。今思えば、パトランプをダッシュボードに置いて「そんな覆面パトカー有り得ねー」だった訳です。此のハチャメチャぶりは、今思えばかえって痛快!


 スカイラインジャパンを改造した「マシンX」~実車はドラマで爆破してしまったから存在しない。ミニカーは基本的に、小さい子供さん達に危険な突起物を無くしているんだが、西部警察は別扱いですよ!ちゃんと捜査関係機材を装着させております。こうした表現は、当時としては画期的でしたね。



 赤と黒のスカイラインもまた名車でした。RS-3もまた捜査関係機材を装着!車体も全面をプリントで表現するなど、製作者の苦労が滲み出ている。RS-2の情報収集車も萌える存在。パトランプは側面に装着すると云うハチャメチャぶりだが、何だかねー、製作者の情熱を感じますよ。熱量がハンパない。其れは十分過ぎるほど視聴者に伝わる訳です。だからこそ何十年経っても伝説として語り継がれる。こうした熱い話は、令和の世ではすっかり無くなってしまいました。

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セドリックはリアルさにこだわり



 セドリック230系は、ドラマ撮影当時は旧式化していたので、散々壊されまくりました。今思えば勿体ない!モデルは、壊される前提にタイヤをはめ込んだ特攻仕様のようなモデル。あそこまでクルマを壊しまくったドラマは、今後永遠に出現することは無いと断言できますね。



 セドリック330系の、曲線に富んだ優美なデザインは女性的な美しさを感じる。左側のフロントライトが外れかけているのが乙です(笑)。




 セドリック430系は、330系とは真逆の角ばったデザインだ。各地の警察本部に配備された430系パトカーは、ヘッドライトが丸型ライトだったらしく、西部警察で多用された四角ライト車は「有り得ないパトカー」と云うことになる。ま、ハチャメチャなのが西部警察なのであって、真面目にやってもらっても白けるだけなのだ。



 ちなみに、330系の一般車も持ってます。もっぱら犯人用です(笑)。セドリック330系のデザインは完璧ですよ。

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そうだ!裕次郎さんの愛車だった!

 パソコンのマウスを買い替える際、少しパンチのある製品は無いか?と探しているうちに見つけたのが、メルセデスベンツ300SLのマウス。ちゃんとライトも光る気合の入った作品です。


 一人でニヤニヤしながら眺めているうちに、ふと思い出した。そうだ!裕次郎さんが乗ってたクルマだった!と。ちなみに、ドアはガルウィングなんです。もしかして、スーパーZの着想は是から来ている?



 此の車種は、オークションで壱億円は平気で超えるほどの、世界有数の高価なクルマなのである。こんなクルマ乗ってる奴、令和の時代なら嫌味にしか聞こえないが、裕次郎さんは何故か憎めない。例えばガゼール・オープンに颯爽を乗るお姿は、自分自身が愉しんでいるだけでなく、見ている方も一緒になって愉しんでしまう。ダッシュボードに置かれたパトランプとか自動車電話もそうだけど、とにかく見る側を愉しませようと云う熱量が先に伝わるのだ。だから裕次郎さんは愛されたし、多くの人や組織がスポンサーになったり公道を気前よく貸したりして協力を惜しまなかったのだ。もうあんな人は二度と現れない。カッコイイ大人の手本を見せて呉れた裕次郎さん、本当にありがとうございました。


★写真撮影会場となった自宅Barのネタはこちらから

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文化・芸術を語るコーナー

・帝政ドイツ~その記憶は永遠に ・ハプスブルク文化の愉しみ ・カセットやMDに詰め込まれた思い出

・ブラームスとシューマン ・東宝映画の愉しみ ・中森明菜~拙者的ベスト・アルバム ・西部警察の車両達






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