第88回全国高等学校野球選手権、13日目の結果です。
昨日に引き続き、今日の準々決勝も2試合供に激闘でした。
早稲田実は逆転で日大山形を破り、4強入り。
早稲田実の4強進出は、準優勝した第62回大会以来26年ぶり。
山形県勢、初の4強はならなかった。
鹿児島工は延長戦の末、福知山成美を下し、初の4強となった。
鹿児島工は、春夏通じて甲子園初出場ながら、ベスト4進出を果たす快進撃。
これで4強は
駒大苫小牧、智弁和歌山、早稲田実、鹿児島工の4校となった。
鹿児島工の4強入りは予想出来なかった。
しかし残り3校は前評判の高い高校となった。
個人的には、駒大苫小牧と早稲田実の決勝戦を見てみたい気もします。
田中と斉藤のエース対決、息詰まる投手戦になったら、面白そう。
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<第1試合>
◆日大山形(山形) 対 早稲田実(西東京)◆ |
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
日大山形 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
早稲田実 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | x | 5 |
【試合詳細】
早稲田実は1回に桧垣の適時打で1点を先制。
日大山形は6回、先頭の青木が三塁打を放ち、続く常川の適時打で同点。さらに2死三塁から、秋場の適時打で勝ち越した。
早稲田実は1回以降、日大山形の先発・青木に7回まで4安打に抑えられていたが1点を追う8回、先頭の代打・神田の安打から1死満塁として、小柳の2点適時打で逆転。さらに2本の適時打で加点し、5-2と逆転。そのまま勝利した。
先発・斎藤は10三振を奪って、完投した。 |
<第2試合>
◆鹿児島工(鹿児島) 対 福知山成美(京都)◆ |
準々決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
鹿児島工 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
福知山成美 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【試合詳細】
鹿児島工は、1回に今吉健の適時打で先制。一度は逆転を許したが、7回に宿利原の適時打で同点として、延長10回に4番・鮫島のソロ本塁打で勝負を決めた。
先発の榎下は、緩急を生かした投球で延長10回を完投した。
福知山成美は1回、塚下の適時打で同点に追いつくと、3回には2死満塁から武田の適時打で1点をリードした。
7回には1死三塁と、再び勝ち越す好機を得たが、生かせなかった。
4試合を完投した駒谷も、最後は一発に沈んだ。 |
明日の日程
智弁和歌山(和歌山)―駒大苫小牧(南北海道)
早稲田実(西東京)―鹿児島工(鹿児島)