第88回全国高等学校野球選手権、14日目の結果です。
準決勝の2試合が行われました。
駒大苫小牧の世代最強エース・田中と智弁和歌山の重量打線の対決は
途中登板した田中が智弁打線を抑え、7-4で勝利。
田中は8回を4安打10奪三振2死四球1自責点という内容。
駒大苫小牧は73年ぶり史上2校目となる大会3連覇に王手をかけた。
今大会安定感No.1投手・斉藤と初出場で4強入りした鹿児島工の対決は
鹿児島工の打線が斉藤に完封され、敗北。
鹿児島工も序盤の失点が無ければ、かなりの勝機があったと思います。
早稲田実は26年ぶりの決勝進出です。
明日の決勝は、駒大苫小牧対早稲田実
となりました。
私の予想、希望通り、決勝は両エースの対決が見られます。
世代最強右腕と言われている駒大苫小牧・エース田中。
今大会では田中を凌ぐ抜群の安定感を誇る早稲田実・エース斉藤。
2人供、連投になりますが、決勝はどうなるのでしょうか?
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<第1試合>
◆智弁和歌山(和歌山) 対 駒大苫小牧(南北海道)◆ |
準決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
智弁和歌山 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
駒大苫小牧 | 4 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
【試合詳細】
智弁和歌山は1回、橋本の適時打で先制。
駒大苫小牧は1点を先制された直後の1回裏、本間篤の適時三塁打で同点。さらに山口の適時二塁打などで3点を勝ち越した。
逆転を許した智弁和歌山は2回、古宮の適時二塁打で2点を返した。
4回にも橋本の適時打で1点を挙げて1点差に迫った。
しかし駒大苫小牧は3回、5回にも加点し、追いすがる智弁和歌山を振り切った。
駒大苫小牧エースの田中は2回途中から登板し、10三振を奪う力投を見せた。 |
<第2試合>
◆鹿児島工(鹿児島) 対 早稲田実(西東京)◆ |
準決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
鹿児島工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
早稲田実 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 5 |
【試合詳細】
早稲田実は1回、四死球で1死一、二塁の好機に後藤の本塁打で3点を先制。
2回にも、小柳の適時二塁打で1点を追加した。
8回には斎藤の適時二塁打で加点。
斎藤は毎回の13三振を奪い、散発3安打に抑えて無四球で完封した。
鹿児島工は、先発の下茂が3回以降立ち直り、救援した主戦・榎下も好投。序盤の失点が惜しまれた。打線は得点できなかったが、初出場で4強に進出した。 |
明日の日程
駒大苫小牧(南北海道)―早稲田実(西東京)