信仰「足らない自分を信じてくれる有難さによって」大阪城東教会 牧師 篠原利治 「信じあえること、信仰」とは、 足らない自分を信じてくれる有難さによって、身についてくる。 まだ自分が何もわからない時から、 自分を信じ、受け入れてくれていた人がいた、という事を知る時、 本当の自分が動き出す。 まだ罪人であった時から(ローマ5・8)、 自分を受け入れてくれていた方を知ることが大切。 人が救われるとは、この神の愛に気づき、感動する所から始まる。 「人は、少し弱いところがあったほうがいい」 人はみんな、弱いところがある。 そこを責められまいと隠しながら、むしろ弱いところがないように、 ふるまいながら生きている。 そしてやばい状況になると、自分を隠すために、人を必死で攻撃しだす。 そうしないと、生きておれないからだ。 人は少し弱いところがあったほうがいいと、私は思っている。 しかし多くの人は、弱いところを無くそうと必死に努力して、 不安な毎日を過ごしている。 自分の弱いところを正しく知っている人は、興奮して舞い上がらず、冷静になり、 人を愛する難しさを知り、どんな時にも、優しい思いになれるからだ。 かみさまは、何か意味があって、 君の中に弱い部分をおいてくれているのかもしれない。 |