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エレミヤ書46章より
時間軸が、章の順序でないエレミヤ書は、実に面白い。前章45章からは、再びエホヤキム王の在位四年(BC605年)に、時代が戻りました。 本章46章から51章は、イスラエルの近隣諸国の裁きに関する預言になります。本章46章は、エジプトの裁きに関する預言になります。 BC605年(エホヤキム王の在位四年)に、カルケミシュの戦いにおいて、バビロン軍はエジプトを支配し、更にエルサレムをも包囲します。 しかしその時に、突然のアクシデント。バビロンの王は、父危篤で国に帰ります。その帰国時にダニエルも共に、連行されました。その時にダニエルは、エレミヤの預言書を持って、捕囚の地に向かいました。 BC605年は、重要な年です。その年にエホヤキム王が、エレミヤ書を焼いたので、エレミヤとバルクは翌年までに、再び預言をまとめました。再度バルクは、エレミヤの言葉を書き留めました。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はエレミヤ書46章「エジプトについての預言」です。 見よ。わたしはテーベのアモン、ファラオとエジプト、その神々と王たち、ファラオと彼に拠り頼む者たちを罰する。:エレミヤ書46章25節 ◆要約 諸国の民について、エレミヤにあった主のことば。 カルケミシュにいたエジプトの王ファラオ・ネコの軍勢について。 ユダの王エホヤキムの第四年に、バビロンの王ネブカドネツァルがこれを打ち破った。 ー 何ということか、この有様は。彼らはおじ惑い、うしろに退く。北の方、ユーフラテス川のほとりで、彼らはつまづき倒れる。その日は、万軍の神、主の日、敵に復讐する復讐の日。国々は、おまえの恥辱のことを聞く。おまえの哀れな叫び声は地に満ちる。勇士が勇士につまずき、ともに倒れるからだ。 エジプトで告げ、ミグドルで聞かせ、メンフィスとタフパンヘスで聞かせて言え。 配置について、備えをせよ。剣がおまえの周りを食い尽くすからだ。エジプトの王ファラオは、時期を逸して騒ぐ者。エジプトに住む娘よ。捕囚となる身支度をせよ。娘エジプトは辱しめられ、北の民の手に渡される。 見よ。わたしはテーベのアモン、ファラオとエジプト、その神々と王たち、ファラオと彼に拠り頼む者たちを罰する。 わたしは彼らを、そのいのちを狙う者たちの手に、バビロンの王ネブカドネツァルの手とその家来たちの手に渡す。その後、エジプトは、昔の日のように人が住むようになる。ー(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/27 04:52:04 AM
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