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エレミヤ書47章より
時間軸が、章の順番通りでないエレミヤ書。45章からは、エホヤキム王の在位四年(BC605年)に、時代が戻ります。 前章46章から51章は、近隣諸国の裁きに関する預言になります。本章47章は、ペリシテの裁きに関する預言になります。 BC605年(エホヤキム王の在位四年)に、カルケミシュの戦いにおいて、バビロン軍はエジプトを支配し、ペリシテの地も支配します。 ペリシテと言えば、鉄文化が発達した、地中海の海岸沿いの都市に住み、好戦的な人々です。サムエルの少年時代、ペリシテの人々は神の箱を奪い取って、ペリシテの地に置きましたが、神の怒りに触れて、自ら神の箱を返しに来ました。 ダビデの宿敵ゴリアテも、ペリシテ人です。ペリシテ人は隙を見せると、攻め込んできます。神はエレミヤの時代、エジプトと共にペリシテにも攻め込み、主の剣なるバビロンを用いて裁きました。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はエレミヤ書47章「ペリシテ人についての預言」です。 見よ。北から水が上って来て、あふれる流れとなり、地とそこに満ちているもの、町とその住民を押し流す。人々はわめき、地の住民はみな泣き叫ぶ。:エレミヤ書47章1節 ◆要約 ファラオがガザを討つ前に、ペリシテ人についてエレミヤにあった主のことば。 ー 見よ。北から水が上って来て、あふれる流れとなり、地とそこに満ちているもの、町とその住民を押し流す。人々はわめき、地の住民はみな泣き叫ぶ。 荒馬のひづめの音のため、戦車の響き、車輪のとどろきに、父親たちは気力を失い、子どもたちを顧みない。 すべてのペリシテ人を破滅させる日、ツロとシドンを助ける生き残りの者すべてを断ち切る日が来たからだ。 まことに主は、ペリシテ人を、カフトルの島の残りの者を破滅させる。 ガザは頭を剃られ、アシュケロンは黙らされる。 平地の残りの者よ。いつまで、おまえは身を傷つけるのか。ー 「ああ、主の剣よ。いつまで休まないのか。さやに収まり、静かに休め。」 どうして、休めるだろう。主が剣に命じられたのだ。 アシュケロンとその海岸、そこに剣を向けられたのだ。(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/28 06:37:21 AM
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