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1分de聖書、解説者

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2024/04/08
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ネヘミヤ記1章より

BC445年、ネヘミヤが見たのは、エルサレムの城壁が崩れていること。そこに嘆きを持ちました。

その理由は、城壁は町の命だから。これが崩れてると、敵から攻められやすい。ヨシュア記でも、エリコの城壁が崩れ、イスラエルは勝利したのだから。

ネヘミヤは、城壁が崩れている現実を調べ、神の前に祈った。神の言葉を盾として祈った。申命記30章1節〜5節を読み、その神の約束に立って祈った。イスラエル回復の約束は、ここにも溢れている。

「わたしがあなたがたの前に述べたこのもろもろの祝福と、のろいの事があなたに臨み、あなたがあなたの神、主に追いやられたもろもろの国民のなかでこの事を心に考えて、あなたもあなたの子供も共にあなたの神、主に立ち帰り、わたしが、きょう、命じるすべてのことにおいて、心をつくし、精神をつくして、主の声に聞き従うならば、あなたの神、主はあなたを再び栄えさせ、あなたをあわれみ、あなたの神、主はあなたを散らされた国々から再び集められるであろう。たといあなたが天のはてに追いやられても、あなたの神、主はそこからあなたを集め、そこからあなたを連れ帰られるであろう。あなたの神、主はあなたの先祖が所有した地にあなたを帰らせ、あなたはそれを所有するに至るであろう。主はまたあなたを栄えさせ、数を増して先祖たちよりも多くされるであろう。」(申命記30:1〜5)

以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治)

おはようございます。今日からネヘミヤ記に入ります。今日は1章「ネヘミヤの嘆き」です。

エルサレムの城壁は崩され、その門は火で焼き払われたままです。:ネヘミヤ記1章3節

◆要約

これはハカルヤの子ネヘミヤのことばです。

アルタクセルクセス王の第二十年に、私がスサの城にいたとき、私の兄弟のひとりハナニたちが、ユダからやって来たので、私は捕囚からのがれたユダヤ人とエルサレムのことについて、彼らに尋ねた。
すると彼らは、「ユダヤ人たちは非常な困難の中におり、エルサレムの城壁は崩され、門は焼き払われたままです。」と答えた。
私はこれを聞いて、座り込んで泣き、断食して天の神の前に祈った。
「ああ、天の神、主よ。大いなる、恐るべき神よ。主を愛し、主の命令を守る者に対して、契約を守り、恵みを下さる方よ。どうぞ、このしもべの祈りを聞いてください。私は今、イスラエル人があなたに犯した罪を告白しています。私たちはあなたのおきてを守りませんでした。どうか、モーセにお命じになったことばを思い出してください。『あなたがたがわたしに立ち返るなら、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、わたしはそこから彼らを集め、彼らを連れてくる。』どうかこのしもべの祈りに耳を傾けて下さい。」

◇コメント

エズラと同時期に活躍したネヘミヤ。同胞の困難を聞き、心痛めて城壁の再建に向けて動き出すことになります。(岡崎道成)





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Last updated  2024/04/08 02:35:17 AM



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