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列王紀上5章を読んで思うこと。それは、「ダビデの友は、ソロモンの友」ということ。
親父の友人と親しくやれる息子は、かなりの実力者です。 「さてツロの王ヒラムは、ソロモンが油を注がれ、その父に代って、王となったのを聞いて、家来をソロモンにつかわした。ヒラムは常にダビデを愛したからである。」(列王紀上5:1) 父ダビデのビジョンを受け継ぎ、人脈を受け継ぎ、息子ソロモンは、先代の遺産を尊んで用いました。それもまた、ソロモンの知恵です。 普通、王位が変われば、ビジョンも人脈もブレーンも変わる。しかしソロモンは、父の友人であったツロの王ヒラムとも、友好関係を結びました。 「主は約束されたように、ソロモンに知恵を賜わった。またヒラムとソロモンの間は平和であって、彼らふたりは条約を結んだ。」(列王紀上5:12) 独裁者ならば、戦いにより敵国の物を奪って、簡単に自分のものにします。しかし、ソロモンは決して戦わず、平和を保ちつつ相手を生かし、神の為に自分の為に、友人の好意を尊び用います。知恵ある王は、相手を受け入れて、友好関係を築きます。 このように、神から与えられたソロモンの知恵により、イスラエルは黄金時代を築きます。 彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。(ルカ福音書10:27) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/12 03:54:19 AM
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