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ネヘミヤ記4章より
ネヘミヤ記1章から3章には、城壁再建スタートの動機が、述べられています。 BC445年、エルサレムに帰還したネヘミヤの心に、まずエルサレムの城壁再建の願いが溢れ、神が良しとして働かれて、エルサレムの人々の心は動かされました。そして、まず城壁再建の青写真が整い、民は住まいの近くにある城壁を直すことに集中しました。 しかしネヘミヤ記4章からは、いよいよ実際の城壁修復の道の諸問題です。まず初めに起こったのは、近隣の人々による妨害の問題です。 近隣の人々は馬鹿にして侮り、その言葉の妨害の故に、エルサレムの人々は、ほとほと疲れます。それだけではなく、近隣の人々は武力をもって迫ってきます。 故にネヘミヤは、城壁が一番低い所に、武器を置きました。まず祈りと行動をもって備え(4:7〜15)、そして外から来る敵者に対しても用心しました(4:16〜23)。 ただ単純に、城壁の工事をするだけでも大変なのに、外敵に用心しながらとは、まことに骨が折れます。実際に現場を預かっている人々は、人に言えない重労苦があります。まことに再建者ネヘミヤのご苦労が、偲ばれます。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はネヘミヤ記4章「反対への抵抗」です。 そこで私たちは、私たちの神に祈り、彼らに備えて昼も夜も見張りを置いた。:ネヘミヤ記4章9節 ◆要約 サンバラテやトビヤは、私たちが城壁を築き直していることを聞くと、非常に憤慨し、「この哀れなユダヤ人たちは、いったい何をしているのか。彼らの城壁など、狐が一匹上っただけでも、崩れてしまうだろう。」とあざけった。 「お聞きください、私たちの神。私たちは軽蔑され、侮辱されています。彼らの咎を覆い隠すことなく、彼らの罪を消し去らないでください。」 民に働く気があったので、城壁は半分の高さまで修復された。 工事がはかどっていることを聞いたサンバラテやトビヤは、混乱を巻き起こそうと陰謀を企てた。 そこで私たちは神に祈り、昼も夜も見張りを置いた。 私は「彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、家族を守るために戦いなさい。」と言った。 神は敵の企みを打ちこわされたが、その日以来、半分の者は工事を続け、半分は武装してユダを守った。 働く者たちも、片手で仕事をし、片手に投げ槍を握っていた。 私は言った。「私たちは城壁の上で互いに遠く離れている。どこででも、角笛の鳴るのを聞いたら、私たちのところに集まってきなさい。神が私たちのために戦ってくださるのだ。」(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/11 08:37:06 AM
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