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ヤコブ書4章より
まず、1分de聖書を読みましょう。(篠原利治) おはようございます。今日はヤコブの手紙4章「高ぶる者」です。 主のみこころならば、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。:ヤコブの手紙4章15節 ◆要約 戦いや争いがあるのは、あなたがたの間の戦う欲望が原因です。ほしがっても自分のものにならないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、願わないからです。願っても受けられないのは、快楽という悪い動機で願うからです。貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。神に従い、悪魔に立ち向かえば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。神に近づけば、神はあなたがたに近づいてくださいます。二心の人たち。あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。 聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町で商売をしてもうけよう。」と言う人たち。あすのことはわからないのですから、こう言うべきです。「主のみこころならば、私たちは生きていて、このことを、または、あのことをしよう。」ところが、あなたがたはむなしい誇りをもって高ぶっています。それは悪いことです。こういうわけで、なすべき正しいことを知っていながら行わないなら、それはその人の罪です。(岡崎道成) ◇解説として この4章を理解する為には、主の兄弟ヤコブ(ヤコブ書の著者)の思いを、まず理解する必要があります。 ただ「上からの知恵」(ヤコブ書3:17)を求めること。悔い改めと信仰をもって、常に神の側に立つこと。情欲のままに、世を愛さないこと。世を支配する悪魔に従い、悪魔を神としないこと。これらが理解できると、この4章は見えてきます。 戦いに対して(ヤコブ書4:1〜10)は、人々が各々(おのおの)、自己中心の故に、貪りに挑んでしまう故に(1〜5)、神の豊かな恵みに至れないこと(6〜10)が示されています。 空しい誇りに対して(ヤコブ書4:11〜17)は、神を知っていると言いながら、平安なき歩みを続け、兄弟を裁き続ける歩み(11〜12)に、至っていること。 実は、神なき自分の計画ばかりで(13〜17)、いつまでも最後まで変わらない、まことに残念な歩みを、ひたすら続けていることが示されています。 どちらにしても解決は、ただ「上からの知恵」(ヤコブ書3:17)を求めて、常に神の側に立ち続け、神のご経綸を認めることが大切です。これが著者、ヤコブの心です。 くれぐれも、情欲のままに世を愛し続け、世を支配する悪魔に従い続け、悪魔を神としないように。 人が、なすべき善を知りながら行わなければ、それは彼にとって罪である。(ヤコブ書4:17) (篠原利治) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/12 03:55:59 AM
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