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列王紀上9章を読んで思うこと。それは、「変わらない約束の言葉(契約)と、やがて崩れるソロモン神殿(警告)」のこと。
ソロモン神殿の完成後、主は再びソロモンに現われて、改めて「契約と警告」を語りました。 「あなたがもし、あなたの父ダビデが歩んだように全き心をもって正しくわたしの前に歩み、すべてわたしが命じたようにおこなって、わたしの定めと、おきてとを守るならば」 ソロモンよ、アブラハム契約と、ダビデ契約は生きている。「わたしの前を歩み、全き者であれ」(創世記17:1) 主はかつてギベオンでソロモンに現れられたように再び現れて、彼に言われた、「あなたが、わたしの前に願った祈と願いとを聞いた。わたしはあなたが建てたこの宮を聖別して、わたしの名を永久にそこに置く。わたしの目と、わたしの心は常にそこにあるであろう。あなたがもし、あなたの父ダビデが歩んだように全き心をもって正しくわたしの前に歩み、すべてわたしが命じたようにおこなって、わたしの定めと、おきてとを守るならば、わたしは、あなたの父ダビデに約束して『イスラエルの王位にのぼる人があなたに欠けることはないであろう』と言ったように、あなたのイスラエルに王たる位をながく確保するであろう。(列王紀上9:2〜5) ソロモンは神殿(主の宮)と宮殿(王の住まい)を、20年かけて建てました。そして礼拝堂と牧師館の完成後、ソロモンはツロの王ヒラムに対して感謝を表し、ガリラヤの20の町を与えます。しかしヒラムは、これらの町を馬鹿にします。 「彼の気に入らなかった」この侮辱的な出来事を通して、偉大な預言と真理が啓示されます。「異邦人の地ガリラヤ」を舞台にして、メシアは活動を始め、終末時には後の者である異邦人に心を注いで、神は携挙(空中再臨)を始めます。 ソロモンは、二十年を経て二つの家すなわち主の宮と王の宮殿とを建て終った時、ツロの王ヒラムがソロモンの望みに任せて香柏と、いとすぎと、金とを供給したので、ソロモン王はガリラヤの地の町二十をヒラムに与えた。しかしヒラムがツロから来て、ソロモンが彼に与えた町々を見たとき、それらは彼の気にいらなかったので、彼は、「兄弟よ、あなたがくださったこれらの町々は、いったいなんですか」と言った。それで、そこは今日までカブルの地と呼ばれている。(列王紀上9:10〜13) 「無に等しい」と言われた価値なき地で、「ナザレから何の良きものが」と言われた馬鹿にされた地で、主イエスは育ちました。主イエスの活動の舞台は、このガリラヤにあり。この捨てられた異邦人の地ガリラヤから、まことの光が昇ります。 「しかし、苦しみにあった地にも、やみがなくなる。さきにはゼブルンの地、ナフタリの地にはずかしめを与えられたが、後には海に至る道、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤに光栄を与えられる。暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。」(イザヤ書9:1〜2) さて、イエスはヨハネが捕えられたと聞いて、ガリラヤへ退かれた。そしてナザレを去り、ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。これは預言者イザヤによって言われた言が、成就するためである。「ゼブルンの地、ナフタリの地、海に沿う地方、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤ、暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見、死の地、死の陰に住んでいる人々に、光がのぼった」。 この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。(マタイ福音書4:12〜17) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024/04/17 12:47:03 AM
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