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2016年04月30日
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カテゴリ:イマジン
<うどんそば自販機>道の駅で営業再開
河北新報 4月30日(土)

秋田市の秋田港近くで40年以上親しまれ、3月末で現地での営業を終えたうどんとそばの自動販売機が29日、移設先となった近所の秋田市土崎港西1丁目の道の駅「あきた港」で営業を再開した。

自販機を設置していた佐原商店は3月末で廃業したが、人気だったかつおだしのつゆ、のどごしのよい生麺などの味は「あきた港」に受け継がれた。1杯200円の値段も変わらない。佐原商店の軒先にあったテーブルと椅子も移し、つり下げていた薬味入りの容器も忠実に再現された。

 約2時間並んだという同市の将軍野中1年佐藤真惟人(まいと)さん(13)は「初めて食べた。麺が軟らかくておいしかった」と笑顔でうどんをすすった。

 廃業を決めた佐原商店が、自販機を惜しむ声を受けて譲渡先を探した。自販機は営業再開を前に、青森市の工場で洗浄、補修された。

 営業開始に駆け付けた佐原商店の元店長佐原澄夫さん(65)は「1杯目が出るまで心配だった。メンテナンスは大変だが、これからも多くのお客さんを喜ばせてほしい」と話した。

 営業時間は午前10時~午後5時。


うどんそば自販機 港町の胃袋と心温め40年

秋田市土崎港西の秋田港近くの県道沿いに、40年以上も地域の人たちに愛されてきたうどんとそばの自動販売機がある。現在の機械は既に4代目。つるつるとした食感の生麺とかつおだしのつゆの味が、市民の胃袋と心を温めている。

 船舶向け食品販売業の佐原商店が1973年ごろに設置した。かき揚げ付きのうどん、そばとも1杯200円で、30年近く値上げしていない。
 昼時には行列ができ、季節を問わず毎日100杯ほど売れる。佐原孝夫社長(73)と弟の澄夫店長(64)が朝昼晩の3回、プラスチックの容器入りのゆでた麺とかき揚げを補充する。
 口コミで自販機のことを知り、大曲工高1年長沢潤平君(15)は、家族と大仙市から訪れた。初めて味わった感想を「懐かしい雰囲気の自販機の前で、潮風に吹かれながら、うどんをすするのがたまらない」と笑顔で話した。
 十数年前に設置した3代目は1年ほど前から、つゆが温まらなかったり、釣り銭が出ないなど故障を繰り返すようになった。それでも、毎朝食べに来る近所の住民や長距離トラック運転手らから「楽しみがなくなるので、なくさないでほしい」との声が寄せられた。
 自販機は60年代半ばから80年にかけて量産されたが、現在は製造中止になっている。佐原社長は「やめようとは考えなかった」と振り返る。中古品を探し回り、ことし2月に取り換えた。
 高校生のころよく食べに来た世代が、子どもと麺をすする姿を見ることもある。「ここに来れば、100円玉2枚で心も満たされるのかもしれない」と佐原社長。価格は据え置くつもりだ。






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最終更新日  2016年04月30日 16時54分31秒
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