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2017年01月31日
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残念なことに一緒に寄贈した「遠州報徳の師父と鈴木藤三郎」は蔵書としていただけていない。

この本は単なる遠州地方史の本ではなく、日本の思想発達史の一環のなかの本であるだけに残念ではある。

釜石市立図書館4件
1 図書 ボーイズ・ビー・アンビシャス 内村鑑三 神と共なる闘い 第5集 二宮尊徳の会 ○
2 図書 ボーイズ・ビー・アンビシャス 札幌農学校教授・技師広井勇と技師青山士 第4集 二宮尊徳の会 ○
3 図書 ボーイズ・ビー・アンビシャス 新渡戸稲造の留学談・帰雁の蘆 第3集 二宮尊徳の会 ×
4 図書 ボーイズ・ビー・アンビシャス 《クラーク精神》&札幌農学校の三人組(宮部金吾・内村鑑三・新渡戸稲造)と広井勇 二宮尊徳の会 ×


2017/1/28 05:30神戸新聞NEXT

釜石市の元防災課長が講師 尼崎市職員の防災研修
兵庫県の尼崎市は27日、東日本大震災で被災した岩手県釜石市から元防災課長を講師に招き、市職員対象の防災研修を同市西難波町6の市立中央公民館で開いた。講師の佐々木守さんは「命より大切なものはない。市民が自分で判断し、すぐに逃げる意識を持つように取り組んで」と訴えた。

 南海トラフ巨大地震に備え、力を入れる防災研修の一環。市職員約80人が参加した。

 佐々木さんは冒頭で「震災では多くの人が亡くなり、防災担当者として無力さを感じた」と心境を吐露。道路に押し寄せたがれきや救助活動の写真を示しながら「市のハザードマップでは津波浸水想定エリア外とされていた地域で、多くの死者が出た。防潮堤や防災設備も過信してはいけない」と強調した。

 尼崎市災害対策課の大石照男課長は「言葉に重みがあった。危険と感じたらすぐに逃げられるよう、地道に市民に啓発していきたい」と話した。(山脇未菜美)


3.11 県の追悼式は釜石市と合同で開催 2017年01月20日
東日本大震災の発生から6年目の今年3月11日に、岩手県と沿岸自治体が開催する合同追悼式は、釜石市を会場に開催されることが決まりました。
これは20日、岩手県が発表したものです。県と沿岸自治体の合同追悼式は、これまで陸前高田市、大槌町、山田町、野田村と開催され、去年の会場は大船渡市でした。今年は釜石市の釜石高校第一体育館が会場で、達増知事や釜石市の野田武則市長らが出席して、震災犠牲者の慰霊と追悼を行います。また合わせて国の追悼式の開催も閣議で正式に決定し、皇族からは秋篠宮ご夫妻が出席される予定です。国の式典の映像は、釜石市の会場にも中継される予定です。

2017.1.29 10:32
「生徒たちは地震に自然に体が反応し避難」…「釜石の奇跡」から学ぶ防災教育フォーラム 大阪・摂津市
大阪府摂津市教育委員会は28日、同市内で教育フォーラムを開催。教員やPTAら約200人が、平成23年の東日本大震災で、岩手県釜石市の小中学生ほぼ全員にあたる約3千人が、防災教育・訓練の成果を生かして避難した「釜石の奇跡」の事例から、防災教育への取り組み方を学んだ。

 釜石市の中学校で指導経験のある岩手大大学院の森本晋也准教授が、「釜石の奇跡」で生徒の避難実態を聞き取り調査した結果を説明。「生徒たちは地震にパニックになりながら、自然に体が反応し避難していた」と述べ、災害がいつ起きても対処できるよう防災を考える習慣をつける必要性を強調した。

 また「知識だけでなく、自然災害の大きさを実感する工夫が必要」とし、津波の速さに合わせて実際に走るなどの訓練を紹介した。



「釜石の奇跡」の背景にあった、防災教育

まず、森本先生から、釜石東中学校の防災教育について、ご講演がありました。

釜石東中学校のあたりには、3.11のとき、校舎の3階を越える高さの津波が襲ってきました。中学校の生徒たちは近くの高台まで避難を開始し、また、小学生も、中学生の逃げる姿を見て避難を始めたそうです。大人でも逃げ遅れてしまった方が数多くいた中で、子どもたちが逃げ切ったことは奇跡的であるということから、この釜石の事例は、しばしば「釜石の奇跡」とも呼ばれています。

しかし、これは「奇跡」ではなく、ある意味で当然の結果であったとも言えます。
なぜなら、釜石市では、2011年の震災以前から、防災教育に力を入れてきたためです。

では、釜石市や釜石東中学校ではどのような防災教育の取り組みが行われてきたのでしょうか。

釜石市の防災教育プログラムは、「自分の命は自分で守ることのできるチカラ」をつけることを主眼として作成されました。まずは自分から進んで逃げる「率先避難」が、重要だとされているのです。

「率先避難」はなぜ大切なのか

次に大木先生から、こうした釜石市の取り組みについてコメントを頂きました。先ほど述べた「率先避難」は、緊急事態における同調性についての心理学の知見が活かされているといいます。例えば、火災報知機が鳴ったとしても、ただちに建物から逃げるという人などいないように、何かあっても、人は「まず大丈夫だろう」と思ってしまうのだそうです。だからこそ、誰かが「率先避難」することが、とても重要となるのです。

その点では、大人はこれまでの経験に基づく前提にとらわれてしまいがちですが、子どもはそもそも経験が少ないため、経験で判断しにくいと考えられます。したがって、子どもが「率先避難」することで、大人も一緒に逃げることが可能になるのであり、だからこそ、学校教育が重要なのだそうです。

さらに話は、これまでの(学校)教育の課題にも発展していきました。

平時においては、落ち着いて情報を収集した上で、ベストである答えを導き出すことが良しとされがちです。しかし緊急事態では、限られた情報の中で、常にベターな判断をすることが重要になるといいます。しかし、こうした緊急事態でどのように判断し行動するのか、という想定での学習はあまりされてこなかった、と大木先生は指摘します。「正解」を教える場所であった学校で、いかにして防災教育を行うのか。そうした課題に取り組むことが求められるのです。

また、学校の先生は多くの場合、まずメカニズムを伝えようと考えますが、研究の結果、メカニズムを知るということは満足感につながり、アクションを起こすモチベーションにはむしろ結びつきにくいということがわかったそうです。メカニズムについての知識よりも、具体的なエピソードなどからアクションの重要性を認識していくことが重要なのです。

こうした点を踏まえても、「率先避難」を軸として、いかにして生徒たちが実際に行動するようになるかが考え抜かれた実践を、様々な形で展開している釜石市の取り組みは、特筆すべきなのだそうです。

なお大木先生は、防災教育の難しさは、震災が起こるかどうか、いつ起こるかわからない以上、「生き残る」ということにモチベーションを保ち続けるのは簡単ではないという点にもあるといいます。そのような中で、いかに学校教育で防災教育を導入し、また続けていくかということを考える必要があると言えそうです。





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最終更新日  2017年01月31日 02時07分40秒



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