じょん・どー　PhDをMSUで!?　の道のり

『イングロリアス・バスターズ』、観てきた。


公式サイト（音出まくり）
- http://i-basterds.com/


Yahoo! 映画　「イングロリアス・バスターズ」



- http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id333858/


タランティーノの米国における最高のヒット作！ながら、
日本での興行成績はあんまりよさそうじゃないね・・・な本作。


僕は好きだよ？


よく言われるけど、「いかにもタランティーノ」な作品だなあ、とおもう。


それって僕にとっては、基本、

・マニアック心をくすぐる伏線がひそかにはられまくりで、
・人があっけなく死んで、
・志村、後ろ！後ろ！

な映画ってことなんだけど。


もぐりこむ→うしろ！うしろ！→あ！→ばきゅーん！ばきゅーん！→みなごろし
ってのをみて、
「あはははは」と楽しめる人なら、この映画、とっても楽しめると思うけれども、


ナチスドイツの陰鬱な歴史を笑いにするとは何ごとか、けしくりからりん！

ってな方（いつでもどこにでもいるよねこういう方）なら
観るのはやめたほうがいいんじゃないか、とおもう。


ぼくは「イタリア人」作戦（笑）の全体の流れで大爆笑。
平日レイトショーのせいで映画館には僕しかおらず、笑い放題。
（って、これもものすごいシチュエーションだけど。）



あ、そうそう。

半分以上が英語でない言葉（ドイツ語、フランス語、ちょっとイタリア語？）
だったんじゃないかという本作、
とくにドイツ語ができるともっと楽しめたんだろうなあ、という気がしたね。
イギリス人なまりのドイツ語だとか、主役級に存在感出しまくりだったSSの大佐の発音とか。
（クリストフ・ヴァルツという役者さんらしい。この役でカンヌ貰ってるらしい。）

しっかし、テネシー訛り（？）というブラッド・ピット役の
英語はかーなーりわかりづらい。今回ばかりは字幕を頼ってしまいました。



とりあえず、これまでのタランティーノ作品が嫌いじゃなければ行っとけ、ってことで。