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テーマ:英語のお勉強日記(7879)
カテゴリ:えーごはどーよ
PR writingのクラスだったのが
いつの間にかBusiness Englishのクラスとなり(Press releaseとか書けるレベルじゃなかった)、 クラスで書いてもらっているものを見ているうちに、すっかりEnglish Writingのクラスになっている僕のTAクラス。 ま、といっても僕自身も英語非ネイティブ・どっぷり純ドメ教育。 さらにいえば大学(大学院)出て、就職してから英語を勉強し直したクチ。 会社があまりに退屈で「気分転換のためになんかやろう」とはじめたのが英語だった・・・という なんとも、本とか書けちゃうんじゃないかというくらいに英語学習に関しては後発組なのです。 なので、結構、抜け落ちていることとかあるのだ。 特に文法とかね! というわけで、今回教えるための準備をしていて、ほー、と思ったこと。 あ、その前に、英語非ネイティブの学生の書いたものを見ていると canとcouldをかなり適当に使っているのがわかったのだ。 「なんとなくcouldのほうがあいまいな感じがするかなー」程度の使われ具合というか。 まあ、それはそれで間違っていないのだけど、 もっとしっかり伝えなきゃいかんですねえ、と教授と話す。 で、僕も調べてみた。 couldが使えるとき、使えない時。 まず、一般的な能力に過去のことを述べているときに使えるよね。Canの過去として。 ◎ I could run 5 miles in 30 minutes when I was younger. しかーし!(ここからが重要) ポイントは「一般的な」能力(英語では “general ability” と説明)、 つまり、やろうとすればいつでも何度でも出来たという意味での「能力」ということであって、 一回きりの「できた」(英語では “one occasion” と説明)にはcouldは使えないのだ。 なので × I could run 10 miles yesterday in under an hour. とか × I could pass the test yesterday. とはいえないのだ!(was able to とか managed to とかで言い換えよう!) ・・・と、ここまではまだ簡単。 というのも・・・ 「できなかった」ときにはなぜかcouldが使えてしまうのである。 なので上の例の否定文である ◎ I couldn’t pass the test. は正しい英文なのだ。 ちなみに否定といったけど、notのようなものだけでなくても、 hardlyとかonlyといった否定的なニュアンスのものがくっついているときは言えるのである。 ◎ I could only get six eggs this morning. とかね。 もう少し言うと、 「1回きり」な話でも、知覚に関する動詞とくっつくときはcouldがまた使えてしまうのである。 see, hear, taste, feel, smell, understand, remember, guess みたいな動詞。 なので、 ◎ I could smell something burning. は正しい文なのだ。 まあ、他にも色々な使い方があるけど、最後におまけ。 雨が降るかもなあ、というとき、 ◎ It could rain this afternoon. とはいえるけど × It can rain this afternoon. とはいえないことにも気をつける必要ありなのだった。 Could には probabilityの意味合いがあるのだけど、canにはそれがない・・・のだ。 特に最初の「general ability」なのか「one occasion」なのかという区別、 英語学習上級者でも間違って使ってる人、多かったりするよね。 というわけで突然、謎の英語レッスンブログでございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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