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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:DVD
あなたは大人になった。 上映時間 138 分 製作国 アメリカ 公開情報 ワーナー 初公開年月 2004/01/10 ジャンル ドラマ/ミステリー 監督 クリント・イーストウッド 製作総指揮 ブルース・バーマン 原作 デニス・ルヘイン 脚本 ブライアン・ヘルゲランド 音楽 クリント・イーストウッド 出演 ショーン・ペン 、ティム・ロビンス 、 ケヴィン・ベーコン 、ローレンス・フィッシュバーン 、 マーシャ・ゲイ・ハーデン 解説 人気作家デニス・ルヘインの傑作ミステリー小説を、「許されざる者」 「ブラッド・ワーク」のクリント・イーストウッド監督が映画化した 重厚なミステリー・ドラマ。かつての幼馴染みが、ある殺人事件を きっかけに25年ぶりに再会、事件の真相究明とともに、深い哀しみを 秘めた3人それぞれの人生が少しずつ明らかになっていくさまが、 静謐にして陰影に富んだ筆致で語られていく。 主演の3人、ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンを はじめキャスト全員の演技が高次元でぶつかり合い、素晴らしい アンサンブルを披露。アカデミー賞ではショーン・ペンが主演男優賞を、 ティム・ロビンスが助演男優賞を揃って獲得した。 脚本は「ブラッド・ワーク」「L.A.コンフィデンシャル」の ブライアン・ヘルゲランド。 ジミー、ショーン、デイブの3人は少年時代、決して仲が良いわけでは なかったがよく一緒に遊んでいた。ある日、いつものように3人が 路上で遊んでいたところ、突然見ず知らずの大人たちが現われ、 デイブを車で連れ去っていってしまう。 ジミーとショーンの2人は、それをなすすべなく見送ることしか 出来なかった。数日後、デイブは無事保護され、町の人々は喜びに 沸くが、彼がどんな目にあったのかを敢えて口にする者はいない。 それ以来3人が会うこともなくなった。 それから25年後。ある日、ジミーの19歳になる娘が死体で発見される。 殺人課の刑事となったショーンはこの事件を担当することになる。 一方、ジミーは犯人への激しい怒りを募らせる。 やがて、捜査線上にはデイブが浮かび上がってくるのだったが…。 感想 公開時に映画館で観て、かなり気にいった作品なのですが、 ミリオンダラー~を見たら、またこの作品を見てみたいという気持ちに なりました。また、ミリオンダラー~で好き嫌いがかなり分かれましたので、ではこの作品については皆さんどう思うのかな?と思って取り上げて みました この作品は、かなり重くて、暗くて・・・という作品なんですが、 3人の人生が描かれるドラマと殺人事件の犯人探しという推理を からませて物語が進んでいくところが、私は好きです。 また、ショーン、ティム、ケビンと3人の主役(ショーンがその中の また主役ですが)の演技のぶつかり合いが、すごいです。 もちろん、ショーンの妻演じるローラ・リニー、ティムの妻役 、マーシャ・ゲイ・ハーデンの助演も存在感があって、素晴らしいです。 今の時代にしては、珍しくCGや模型などを使っていないので、 映像自体が、安心感あるというか、とにかくじっくり観れました。 気にいった作品は原作も読む事にしていますが、この映画は原作に かなり忠実で、うまくまとめてあって、脚本も良かったと思います。 ただ、ラストシーンは私たちにこれからどうなって行くかを問いかける ようになっていますが、原作ではケビン演じる刑事の言葉で終わっていて ちがっていますし、またティムの奥さんの心情が追い込まれていくところなど、細かい部分は、やはり原作を読まないとわからないですし、 読む事によって疑問に思っていたこともわかりました。 シーンでは、川べりで、ショーンがティムを追い詰めていくシーンが、 ドキドキハラハラするのと切なくて、苦しくて、 ティムがかわいそうで・・・やリきれなかったです。。。 それと、ラストシーン、パレードの中、不安げに夫を探すティムの妻、 パレードに参加して山車の上で一人うなだれているティムの息子の姿を 見て、、この二人のこれからの人生を考えるとたまりませんでした。。。 殺人事件の謎解きミステリー作品でもあり、また3人の人生から、 3組の夫婦から、友情、家族愛、夫婦愛などいろいろなことを 考えさせられる人間ドラマでもありました。 何度も出てくる、すべての人生を飲み込んで押し流していくような 大きな川・・・ミスティクリバーの映像に、人生のはかなさを感じて しまいした。 私は、基本的には、映画は楽しむものだと思っているので、 そういう意味では、これは、苦手なはずの作品なのですが、また、 後味も決していいとは言えないのですが、なぜか好きになって しまった作品なのでした この作品のほうが、ミリオンダラ~より、賛否両論ありそうですよね(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.02 22:16:19
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