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カテゴリ:2007年鑑賞映画
メディア 映画 上映時間 103分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (松竹) 初公開年月 2006/07/22 ジャンル ドラマ/コメディ 映倫 R-15 【解説】 性同一性障害(トランスセクシュアル)に悩む 父親と愛知らずに育った息子が、ひょんなことから アメリカ大陸横断の旅に出るハートフル・ロードムービー。 主演のフェリシティ・ハフマンは、女性になろうとしている 男性という複雑な役どころをみごとに演じてアカデミー主演女優賞に ノミネートされたほか、ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得する など高い評価を受けた。共演は「ドーン・オブ・ザ・デッド」の ケヴィン・ゼガーズ。監督は新人ダンカン・タッカー。 若い頃から男性であることに違和感を抱き、いまは女性として 独りLAで慎ましい生活を送るブリー。ようやく肉体的にも女性に なるための最後の手術に許可が下りた矢先、彼女のもとに ニューヨークの拘置所から1本の電話が掛かってくる。 トビーという17歳の少年が実の父親“スタンリー”を探している というのだ。トビーは、ブリーがまだスタンリーという男性だった時代に、 ただ一度女性と関係を持ったときに出来た子どもだったのだ。 こうしてブリーは渋々ながらも、トビーの身元引受人になるべく ニューヨークへと向かうのだが…。 【感想】 () この映画もとても評判が良かったのでキンキーブーツ同様 観に行きたかった作品なのですが、上映館が少なくて、 時間の都合がつかずに見送っていた作品でした。 近くのシネマでやっていたので、マリーアントワネットを 後まわしにして(笑)観てきました 感想は、あまりにも期待が大きすぎたので、良かったのは 良かったのですが、いい作品なのですが、ものすごく 感動するということはなかったです。 つまらないとか悪かったとか言うのではなくて(^^ゞ この映画は、フェリシティホフマンの演技が素晴らしいということに つきるかな。。。って思えるほどです 「性同一性障害」の男性が女性になっている(なっていく)わけなんですが それを本当は女性である彼女が演じます。 女性になりたい男性を女性が演じる・・ああ、ややこしい(笑) それが不自然ではなくて、声のトーンも低くて、女性になりたい男性 (オッサン?笑)に見えるから本当にすごいです。 女性になりたい男性が手術して(最後の大きな手術は ラストのほうですが)ホルモン剤も飲んで女性らしく してはいるんだけど、まわりからどのように見られているか 気になるために、動作がごこちなく、ちょっと不自然になって しまう・・・そんなとまどうブリーを見事に演じていると思いました。 そして、そして、久々にイケメンみっけ~~!と言うのがブリーの 息子であるトビー役のケヴィン・ゼガーズ!いやあ、美形ですね~~。 影のある感じとか若いころのジョニーの若い頃にちょっと似てる~~~ (そう感じたのは私だけかな・(^^ゞ) 影のある繊細な、でもあどけなくて、かわいい少年を 素敵に演じてくれてました。 <彼はぜ~~たい黒髪がいいなあ^^金髪はちょっと・・・> 全財産をとられたのが自分の責任と自分の体を 男に売ってお金を稼いで、レストランにもっどって来た彼を 見てせつなくなりました。。。 アメリカの広大さや雄大な自然を感じることのできる ロードムービー、そして、そのロードで出会う いろいろな人たち(ブリーの家族を含めて)が抱えている 問題なども含めていろいろと考えさせられました 号泣とか大感動という作品ではないですが ほろっときて心が温かくなる作品でした DVDは1月27日発売です <パンフレット・クリックで公式サイトへ> 「。。。この作品は、自分と皆と違うと感じたり、孤独だと感じたことが ある人のための映画だと信じています。大人になるのは難しいと 感じたことのある人。笑うのが好きな人。たとえ、喜びだけでなく、 苦しみを感じるとしても、心を開きつづけることが生きていく ただひとつのやり方だとわかっている、そんな人のための映画です」 <↑パンフレットのタッカー監督の言葉の抜粋です> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.22 21:49:11
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