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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:2007年鑑賞映画
いらっっしゃいませ、そして 永遠にさようなら 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(ワーナー) 初公開年月 2008/01/19 ジャンル サスペンス/犯罪/ミュージカル 【解説】 おなじみとなったジョニー・デップとティム・バートンの 名コンビが贈るホラー・ミュージカル。 ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムと ヒュー・ウィーラーが手掛けたトニー賞受賞の 同名舞台を映画化。 無実の罪で投獄させられている間に愛する家族を 奪われた理髪師が、名前と容姿を変え復讐に狂奔する さまをキッチュでデカダンな雰囲気満載で描く。 【ストーリー】 19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、 妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。 だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事に よって無実の罪で流刑にされてしまう。 やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは “スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。 しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人から、 妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は 幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。 怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに 生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の 過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。 またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。 【感想】 () <ミュージカルが苦手な私にしては多いです> 始めに言っておきます グロイです。流血シーン多いです(汗) 全体的にヘビーです その辺を覚悟して観に行きましょう(笑) <↑ちょっと驚かしすぎかな(^^ゞ> 最初から、もろミュージカルじゃん!(笑)と 歌、歌、歌で(^^ゞ・・・ミュージカルが苦手な私は ジョニーが出演していても、飽きるかも・・・ と観始めたのですが、気がついたら ミュージカルと言うことは気にならず いつのまにかストーリーに引き込まれて いました(^^ゞ (と言うことで前半ちょっとだけ睡魔が来た私(^^;)) スプラッターシーンは多いのですが (私はスプラッター映画は見ませんが) ジョニーが殺人を犯していくシーンは なんか機械的な感じがして(不気味だけど コミカル?)観ていても結構大丈夫でした。 もちろん、「うわあ~」とか心の中では 叫んでますが(笑) ちなみに私の横にすわっていた女の子は 血しぶきシーンになりそうな音楽と 映像になるたびにコートを顔まで ひっぱって隠して観ませんでした(笑) しまいには、隣のお友達に 「もう、やだ~~」と嘆いてました(笑) ティムが監督ですので、切なくてダークな世界が 展開され、ジョニーがまたその切なさと 狂気を演じていて、さすが仲良しコンビの 作品だと思いました ダークで不気味なロンドンの映像は、私が好きな 「フロムヘル」を思い出させ、 血しぶきでは「スリーピーホロウ」を 思い出しましたが、その二つを足しても(笑) この作品のほうがはるかにヘビーだと思います(^^ゞ 原作の舞台を知らないので、舞台の ミュージカルとどのように違うのか 比較はできないのですが、この映画は やはりティムの世界なのでは?と感じました。 それと思っていたよりミュージカルでした(汗) 映像はモノクロで、色あせた感じなので、 血の赤が一段と鮮やかでした サシャ・バロン・コーエン演じる理髪師の衣装も 鮮やかなブルーで目をひきました。 回想シーンの幸せな映像は、色鮮やかで明るい色合いで 現代になるとダークな色合いと言うところは 「スリーピーホロウ」を何となく思い出しました ジョニーの演技はもちろん言うことなしで(笑)、 初めて聞いた歌声もなかなかのもの(上手いですよね^^) で大満足 ですが、ジョニーより、インパクトがあったのが ヘレナ・ボナム=カーター!彼女の演技と歌声は 素晴らしかったですいつも彼女には驚かされますね~~ 大好きなアランリックマンは「ダイハード」以来の 悪人(私が観た映画では)、いやな奴なのですが 横恋慕するいやらしさ、いい加減な判決を下す 極悪非道さが出てました~~ もっと出番が多いと良かったなあ・・・ トッドの娘役の女優さんは、私はちょっとジョニーの 奥様のヴァネッサに似ていると思ったのですが・・・・ 似てないかな(^^;) 他のキャストもみな適役で良かったと思います 理髪師のトッドの復讐劇と言うことしか ストーリーを知らなかったのですが トッドの妻への愛、トッドに思いを寄せる ミセスラベットの愛、ミセスラベットに 思い?を寄せる少年の愛と トッドの娘と青年の愛etcいろいろな形の 愛も描かれて、さらに二転三転と言うような ストーリー運びで、中々面白かったです そして、そして、結末には驚きました ラストシーンは私には 絵画のように美しく見えた ワンショットでした またまた隣の女の子ですが(笑) 「この映画のテーマって因果応報ってこと?」と お友達に聞いていたのですが、『なるほど!そうだね~』と 思った私でした(笑) パイレーツのように何回でも観られる、観たい、 作品ではないかもしれませんが、 好き嫌いがハッキリわかれる作品だとも 思いますが、私は結構好きです 2008年1月19日(土)より公開です <クリックで公式サイトへ> 今度のデップは殺人鬼! 怖いだけではすまされない! この夜のものとは思えない美味しいパイを召し上がれ。 ギョッとするほど猟奇的!でも、そこにあるのはピュアな愛。 ジョニー・デップが歌う! まだ誰も聞いたことのないデップの歌声を聞き逃すな! <↑チラシより> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.29 21:51:57
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