別離。
いっちーと私。2人きりの我が家です。話し合いの結果・・・別居することになりました。出て行くときの、彼の悲しそうな後姿、忘れられない。離婚までの道はまだまだ遠いけれど・・・どうなるか、私にもまだ先が見えません。いっちーは・・・もちろん理解できるわけもなく。あんなにもめて、あんなに心が冷え切っていたはずなのに最後に彼の本心を知らされて、逆に申し訳なくさえ思えてきて・・・。今までは私が傷つけられる側だったけどこれ以上一緒にいたら、今度は私が彼を傷つけてしまうだろう。それは出来ない。自分勝手だけど・・・。別居する前々日に、私は用事があって深夜まで出かけていた。楽しいような淋しいような気持ちを抱えたまま帰宅するといっちーは熱を出していた。夫はいっちーの隣で、いつまでもいっちーの頭を撫でていた。私、もしかして最低なことをしているんじゃないだろうか・・・。最後の夜は、とても静かだった。私も夫も、静かに泣いた。音楽とはまったく無縁のところで出逢った夫。私の心は・・・たぶん最後まで理解はできなかったはずだ。それでも不器用に、私だけを愛してくれていたことは、充分伝わった。それでも・・・今はこうすることが私の精一杯の気持ち・・・ひとりになって何日目かの夜、久々に発作が出た。苦しくて・・・つらくて・・・でも誰も抱きしめてはくれない。頭を撫でてもくれない。もとより・・・夫がいてもそんな状態だったけどね。大丈夫。平気平気。なんともない。元気だよ。私の口癖・・・空元気でもなんでも、頑張らないとね。次は楽しい日記を書けますように。