カテゴリ:中1生への伝達事項
◆塾生の保護者様からご質問がありました。 「中学校で、社会の用語集を販売してくれるのですが、購入した方がいいでしょうか。」 というご質問です。この質問は毎年大勢の方から頂きます。
◆私は購入した方が良いと思います。 社会科を「マジメに」「理解しながら」勉強しようとする際、用語集は必須アイテムです。国語辞書や教科書だけでは解決できないこともしばしばあります。そのため、用語集は1冊持っておいた方がいいでしょう。
◆中学校で販売しているものは、おそらく新学社の用語集か吉野教育図書の用語集だと思います。これらは、基本的に学校専用教材のため、市販されておりません。(原則) ですから、春先に中学校で購入できる機会を逃すと、塾や一般書店では入手困難です。なるべく購入しておいた方が良いと思います。
※ちなみに、「新学社」さんは、普段皆さんが使っている『ウイニングプラス』を作っている「好学出版」の親会社にあたります。教材会社です。 また、「吉野教育図書」さんは、Wもぎの「新教育研究協会」の関連会社であり、中学校の中には「創育」という名称で入っているテスト業者です。 皆さんが通っている中学校が、どちらの会社の用語集を販売しているか分かりませんが、いずれの用語集でも良いと思います。
◆ただし、注意点があります。 「新学社」「吉野教育図書」のいずれの用語集も、「地理」「歴史」「公民」の3分冊になっておりますが、中1段階では「地理」と「歴史」だけで構わないと思います。
「公民」は購入しない方がいいでしょう。なぜなら、現行の教育課程では中3前半まで歴史を勉強することになっており、「公民」に入るのは中3の1学期中間テスト以降だからです。 そして、その頃には、公民用語集は一部改訂されているはずです。 新しい用語が増えていたり(例:アベノミクス、東日本大震災など)、用語が変わっていたり(公定歩合→基準割引率および基準貸付利率など)、法律が変わっていたり(消費税率など)します。この国の場合は、首相が数年間で2,3回変わることもあるかもしれません。 したがって、公民用語集は今は購入しない方が賢明でしょう。
◆中学校で用語集を販売してくれない(そうした機会がない)場合は、市販の用語集でも良いと思います。旺文社や文英堂が出版しています。こちらは地歴公民の3分野が1冊にまとまっています。これらもとても良い内容だと思います。
<今日の話~得点力不足~> 本日、サッカーのワールドカップアジア予選が行われました。日本は20本以上のシュートを放ちながら、シンガポールと引き分けたそうです。 日本サッカーは相変わらずの得点力不足です。ボールを扱う技術はあり、チャンスは作れるのにもかかわらず、最後のシュートが決められないのです。これは皆さんが生まれる前からずっとです。
これって、皆さんの数学と大変似ています。
問題の意味を理解し、式は作れるのにもかかわらず、最後の計算でミスをする。
全く同じですね。皆さんは日本代表に似ています。きっとセルジオ越後が皆さんを見たら、かなり嫌みを言ってくると思われます。
定期試験勉強中であろうが、計算練習は毎日15分は行いましょう。特に、どの学年も女子生徒で計算が合わない子が多いです。(というより、各学年女子ばかりの塾ですが) キャラベル女子(←カープ女子のパクリ)は、全体的に計算が遅く、作業が雑な子が多いような気がします。少なくとも、当塾の内側だけで見ていると、女子よりも男子の方が丁寧に作業をします。各作業(計算だけに限りません。学校へ提出するノートなど)を丁寧に仕上げるようにしてください。 では、ごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月16日 23時55分51秒
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