「ロッキー・ザ・ファイナル」 2006年【米】
監督 シルベスター・スタローン
助監督 チャールズ・ウィンクラー
男優 シルベスター・スタローン バート・ヤング アントニオ・ターヴァー ミーロ・ヴェンティミグリア
トニー・バートン ジェームズ・フランシス・ケリー三世 フランク・スタローン
女優 ジェラルディン・ヒューズ
出演 タリア・シャイア マイク・タイソン
原作 シルベスター・スタローン
脚本 シルベスター・スタローン
音楽 ビル・コンティ
製作 MGM チャールズ・ウィンクラー コロムビア・ピクチャーズ ウィリアム・チャートフ ガイ・リーデル
デヴィッド・ウィンクラー
製作総指揮 ロバート・チャートフ アーウィン・ウィンクラー
配給 20世紀フォックス
特殊 イク マシュー・W・マングル
特撮 ジョン・C・ハーティガン
美術 フランコ=ジャコモ・カルボーネ
六コメント
シリーズ6ものとしては最高の出来だと思います
褒め言葉かどうかはみなさまで判断してください。
45点
小便小僧コメント
非常に完成度が高く 間違えなく完結編です
しかも「ロッキー」の続編でここまで心を揺さぶられたのは初です
本作品は「ロッキー」へのオマージュ的要素を含んでいますので
このシリーズを愛する人は 素直に喜べると思いますし
それに加え 懐かしさが込み上げてくる事だと思います
初代「ロッキー」の複線であるリトル・マリーの台詞 (←30年前の複線だと覚えていない人がほとんどかな)
”心は歳をとらないと 証明してみせて”
このくさい台詞には感激してしまい 目頭が熱くなりました
”人生ほど重いパンチはない”
自らがロッキー・バルボアと同じくアメリカン・ドリームで
ある意味頂点を極め 挫折を味わったスタローンの言葉だからこそ説得力があります
真心込めて作り上げた作品だけに
ようやくスタローン自身が ロッキーと言う呪縛から解き放たれたに違いありません
妙に寂しい気もしますが ロッキー・バルボア感動をありがとう。
この作品に70点
vivi様コメント
人生は重いパンチだ
この言葉は、当然誰でも思っているに違いない言葉でしょうが、
親が子供を諭す時の言葉としては本当に重い。
私が一番パンチを食らったのは
他人を指差して、自分の弱さをそいつのせいにするな。それは卑怯者のすることだ。お前は違う。
という言葉です。
愛する家族に伝えたかったことを言葉だけでなく
体でも表現してみせたロッキーは、本当に素晴らしい。
試合の結果を聞くこともなく仲間を引き連れリングを去るあたりなんか、とてもカッコ良かったです。
生きる権利と自信を持てればそれでいい そう語っているようです。
本当にいい作品でした。