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桜の落葉は早い。もう全て葉が落ちた桜もある。 初秋の公園。朝から気分が悪かったが、涼しい清涼な空気に当たっていたら、気分が良くなってきた。 今日はボート池の池と、向こう岸の森との境のもやがない。珍しくスキッと境界線が見える。広い池は深緑色をしてゆらゆらとたゆたっている。境界線はああなっていたのかと初めて見た感じ。ちょっと感動した。 三宝寺池に来て、いつものようにベンチに座った。中州のハンノキが心なしか茶色がかっている。その色が水面にも映って、曇り空も深緑に染まって見える。低い空。いつの間にか風が肌寒くなった。もう秋は来たんだな。 たくさんの木に囲まれて思うのは、私も木も生まれてきてここで一緒に生きているということ。生きるもの全て、人にとってはいわば兄弟だ。 ちょっと面白い感覚かもしれないが、私は小さい頃そう思って自然と接し、育った。アニミズムだろうか。とにかく私たち生き物は、共に生きていて、その領分を奪ってはいけないのだ。 これは自然保護の理念とは違っているかもしれないが、私が環境問題に関心を持ったのも、こんな思いからかもしれない。 そういえば、小さい頃古くなったやかんを母が「こんなに古くなってもうダメだねえ」と言ってポイッと捨てようとしたとき、「そんなことしたらやかんさんが可哀そうじゃない!こんなに働いてくれたのに」と言って怒り、母を唖然とさせたことがある。 さて、ホオノキとハンノキの観察に出かけようか。少し寒くなってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月28日 22時48分53秒
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